2013年04月13日
二千円札使用経験者は81.0% 沖縄が全国トップの99.1%
二千円札が10年連続刷られていない! こんな衝撃的なニュースが今週飛び込んできました。しかしながら2000年の九州・沖縄サミット開催をきっかけに発行された当初は、珍しい新札に日本中が熱狂したものです。
それも今は昔、守礼門が表面に印刷されていることもあって沖縄では多数流通しているそうですが、他の場所ではあまり見かけなくなりました。当時、景気浮揚も期待された二千円札ですが、どれほど使われたのでしょうか。そこで、「あなたは二千円札を使ったことがありますか?」と聞いてみました。結果は以下の通りです。
・ある:81.0%
・ない:19.0%
(リサーチパネル調べ、3万4644人が対象)
「ない」と答えた人からは、二千円札の悲哀が漂う切ないコメントが続出しました。
「3枚手元にあります。使うと迷惑そうで…何年かたったら価値があるかと思ってるんですが、無いみたいです…」
「二千円は、銀行でも貰わないことにしているので、使いようがない」
「一度お釣りで受け取って、嫌だったから家族に千円札二枚と交換してもらった記憶が。だから使ってはいない」
しかし、「珍しいからと親父が家宝扱いしてます。使う気はさらさら無さそうです」という声もあり、大事にしている人もいるようです。
冒頭で「沖縄では流通している」と書きました。R25によると、日本で流通している1億枚のうち、4000万枚が沖縄が占めているそうです。
実際、沖縄では使われているのでしょうか。都道府県別で見てみたら、確かにそうでした! 沖縄県の人の使用経験者は99.1%。2位・青森県の87.7%を大きく引き離しています。そして、「九州・沖縄サミット」と銘打たれただけに、九州でも使用率は高いのかと思いきや、すべての件が70%台です。しかも、大分県の71.7%、鹿児島県の72.8%、長崎県の73.0%は下位3県になるほどです。
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