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洋画は字幕か吹き替えか?字幕派が圧勝も10代では逆の結果に



見たい洋画を上映している劇場に行ったら、「吹き替えだけ!?」「字幕だけ!?」なんてこと、ありますよね。有名な俳優が吹き替えを担当していることも話題のひとつとなる洋画の鑑賞は、字幕派と吹き替え派がそれぞれのシノギを削る(?)場面でもあります。

原作のイメージと声優のイメージが合わないなどの理由で字幕派の人もいれば、例えば海外ドラマ等の劇場版の場合は、テレビでは吹き替えで放送していたことから吹き替えでないと落ち着かないという人もいるでしょう。

それでは、世間の意見はどのようになっているでしょうか? 「洋画を観るとき、日本語の『字幕つき』版と『吹き替え』版のどちらを選びますか?」という調査の結果を見てみましょう。

・字幕つき版:44.8%
・吹き替え版:26.2%
・こだわらない・映画による:25.6%
・洋画は観ない:3.5%

(リサーチパネル調べ、3万519人が対象)

年代別で見ると、10代では「字幕つき」20.6%・「吹き替え」40.3%と、字幕派のほうが少ないものの、20代〜60代までは字幕派が40%以上と吹き替え派に圧勝。80代になるとようやく吹き替え派が字幕派を上回るという結果になりました。

では、それぞれの回答者の声も紹介します。

【字幕つき版】
「声が違うだけで、映画の印象がガラッと変わってしまう」
「役者さんの声も含めての芝居が好きです。たまに吹き替えで見ると楽しいときもあるけど、声優さんの顔や印象に残ったキャラクターが出てきて困る」
「ハートマン軍曹(映画「フルメタル・ジャケット」の登場人物)のセリフは吹き替えではダメです」
「ディズニー作品とか吹き替えばっかりでちょっと困る時がある」

【吹き替え版】
「SEX AND THE CITYはどこも字幕つきばかりだった。DVDで見てた友達とテレビで見てた私で意見が割れた」
「考えずに楽しみたい」
「聞いてわかればいいし、楽」

【こだわらない・映画による】
「3Dだと目が疲れるので吹き替え」
「吹き替えがどうしようもないくらいヘタクソなタレントやアイドルとかの場合は字幕にせざるを得ない」
「一度目は吹き替えで二度目は字幕で。同じ作品を必ず二度観ます。」

どの意見も、映画を楽しむためのそれぞれの“こだわり”が感じられます。

一緒に行く人と意見が割れた時には少し困ることもありますが、自分が楽しみたいように観るのが最も大切なこと。字幕派も吹き替え派も、映画を愛する者同士、お互いを尊重していきたいですね。





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