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知ってる?羊水は赤ちゃんの○○できている!

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■ 胎児を守る、大切な液体
お母さんの子宮内には、卵膜と胎盤で袋状の空間=羊水腔が形成されています。この中に羊水が満ちていて、赤ちゃんが浮かんでいます。この羊水は、胎児を守り成長させるための重要な液体です。

■ 羊水の成分は、妊娠初期と中期で変化する
妊娠初期のころの羊水の成分は主に、羊膜から滲み出るお母さんの血漿(けっしょう)や、赤ちゃんの細胞の新陳代謝が始まる前のヒフを通して滲み出た、赤ちゃんの血漿などではないか、といわれています。

いっぽう妊娠中期以降になると、胎児の腎臓、気道、消化管などから分泌される成分が羊水として増えていきます。その主なものが、じつは胎児の尿。胎児の腎臓は、未熟ですが、羊水を飲み、そして尿として排泄することを繰り返すことでだんだんと発達していくのです。

ちなみに、胎児が羊水を飲み込んだ際、その成分は食道から消化管で吸収され、腎臓で尿となって外に出ます。また、神経が発達してくると、胎児の肺も動くようになりますが、その際に分泌される肺胞液も、羊水に含まれています。


■ まとめ
羊水には、胎児が母親のお腹の中で成長していくために必要なさまざまな成分が含まれています。単なる水ではないのです。細菌感染を防ぐ役割も果たしており、さらにクッションとなって胎児の体を守ったり、子宮内を一定の温度に維持する働きもあります。赤ちゃんが快適な状態で臨月まで過ごすためには、この羊水が必要不可欠なのです。





タグ:健康

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