2013年04月05日
左利きの人は全国で5.1% 左利きの人が感じている不満とは?
右利きの人間が普段の生活で意識することはないが、自動販売機のお金を入れる位置や自動改札の“タッチ部分”、はさみ、マウス、多くのスポーツ用品などの多くは右利き用に作られている。プロ野球界では“左投げ”や“左打ち”が何かと重宝されるため、わざわざ左利きに変える例もあるが、左利きの子どもは、箸づかい、鉛筆などを右に直されることも少なくない。
そんな不便を感じている左利きの人は、いったいどれくらいいるのだろうか? 「利き手はどちらですか?」と聞いてみたところ、以下のような結果となった。
・右利き:87.9%
・左利き:5.1%
・もともと右利きの「両利き」:2.3%
・もともと左利きの「両利き」:3.8%
・わからない:0.9%
(リサーチパネル調べ、対象は3万1869人)
完全な左利きの人は、およそ20人に1人ぐらいの計算となっており、やはり左利きは限りなく少数派であることが判明した。これを男女別に見てみると、「左利き」と答えた人は男性の6.3%に対し女性は3.9%で、「女性の左利き」はよりレアケースであることが判明。また年代別に見ると、10代では「左利き」と回答した人が7.6%いたが、年代が上がるにつれて数字は減る傾向が現れている。
圧倒的少数派の「左利き」の人からはどんなコメントが寄せられているのだろう? コメント欄を見てみると、
「思ってた以上に少ないのね…」
「もっといるかと思ってました…」
「10%位いると思ってた」
と、とりあえず比率の低さに驚く声が多く、
「強制でも、直りませんでした…」
「へそまがり、つむじ曲がり。昔は左利きはそう言われました」
など、左利きならではの苦労が登場。具体的には、
「サランラップを切る」
「はさみ」
「包丁」
「回転寿司」
「かなづち」
「ゴルフ」
などに関して不便さを感じているようで、「世界は右利き用にできている right(正しい)というしね」と回答した人もおり、右利きには分からぬ苦労が多数あるようだ。
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