2016年01月01日
朝起きたときに目が開かない!? いや〜な目やにの正しい対処法
そもそも目やにって何?
目やにが多い、片方の目だけ目やにが出る……など、目やにの悩みを抱えている方は多いと思います。特に子どもがいる方にとって、お子さまの目やには気になりますよね。
目やにとは、目の細胞の代謝により自然に発生するもので、耳あかや、ヒフの垢と同じようなもの。目の古い細胞や、目に入り込んだホコリなどの異物を体の外に排出する役割もあります。朝起きたときに、目頭や目尻に少量ついているのがこれですね。
このような生理的な目やにの他に、量が増えたり、色がついたり、膿のような目やにが出ることもあります。それらの原因の、見分け方がこちら。
○黄緑色で膿のような目やに
→細菌感染によるもの(黄色ブドウ球菌など)
○さらさらした水状の目やに
→花粉症や動物の毛などのアレルギー
○白くてべたべたした目やに
→ウイルス感染によるもの(アデノウイルス8型による流行性角結膜炎など)
※上記は、ひとつの目安として参考にしてください。
目やにの種類別、改善策
目に異常を感じたら、まずコンタクトレンズは使用をやめ眼鏡などに切り替えて目を休ませます。細菌やウイルス性の目やにが疑われる場合には、清潔なガーゼやティッシュペーパーで目やにをふき取り、できるだけ目を触らないようにしましょう。そして、下記を参考に、目やにのタイプに合わせて適切に対処しましょう。
細菌感染:
抗菌作用のある目薬が有効。
アレルギー:
かゆみを抑える抗ヒスタミン剤入りの目薬。
ウイルス感染:
今のところ特効薬はありません。ただ、さらなる感染を防いだり、つらい症状を抑えるために抗菌剤や消炎剤の入った点眼薬を使用します。ウイルス性の流行性角結膜炎の場合は、感染力が強いため、眼科での適切な診断が必須。場合によっては、学校や仕事を休む必要もあります。
目薬を点眼するときはきちんと手を洗い、目薬の先がまぶたに触れないようにします。また、人への感染を防ぐために、家族であっても目薬の共用は避けましょう。
タグ:健康
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