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ほうれん草よりすごい?「小松菜」に含まれる栄養素

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身近な冬の野菜といえばほうれん草が有名ですが、それに似た外見の野菜として、小松菜があります。今ではハウス栽培などの技術発達により、一年中出荷されている小松菜は、実は冬に採れる野菜。12月から2月にかけての寒い時期が旬の小松菜は、冬菜とも呼ばれているのです。
今回はそんな“小松菜に含まれる栄養素”についてご紹介いたします。

■1:カルシウム
全体的にみると、小松菜はほうれん草よりも栄養価は低いのですが、カルシウムはほうれん草以上に多く含んでいます。カルシウムを摂取することは、骨粗しょう症の予防などに効果的です。
また、カルシウムの吸収率を高める栄養素として良く知られているビタミンDは魚類に多く含まれているので、魚と一緒に小松菜を摂取するとよいでしょう。

■2:鉄分
鉄分の多い野菜といえばほうれん草が有名ですが、実は小松菜に含まれる鉄分量の方が、ほうれん草に含まれる鉄分量よりも多いのです。植物に含まれる鉄分は、非ヘム鉄といって、動物に含まれる鉄分であるヘム鉄よりも吸収率が低いです。しかし、ビタミンCと一緒に鉄分を摂取することで、吸収率が上がることが知られています。
ビタミンCが豊富な食べ物はピーマンやゴーヤー、ブロッコリーなどですが、実は小松菜にも豊富に含まれています。つまり、わざわざビタミンCを含む食品を追加で食べなくても、小松菜単体で鉄分とビタミンCの相乗効果を得ることができるのです。

小松菜とほうれん草は外見が似ている上、ほうれん草の方が栄養豊富だというイメージがあるために、あまり小松菜がクローズアップされることはありません。しかし、実は今回ご紹介したように、カルシウムや鉄分などの特定の栄養素について見ると、小松菜の方が多く含んでいる場合もあるのです。冬に旬を迎える小松菜を、ぜひ毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。




タグ:健康

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