2015年12月18日
新たな国民病「夕方老眼」が増えている?
夕方になると老眼ではないのに、目がかすれてしまったり、物が見えにくくなったりという現象を訴える人が増え、新たな国民病として懸念されている。
その症状を「夕方老眼」と言い、大手製薬メーカーでは、「夕方老眼」用の目薬が発売されるほどだ。
メーカー調査によると、夕方の4時〜6時に目薬を使用する人が多いデータがあり、予想以上に夕方老眼に悩んでいる人が多いという。
この夕方老眼は、「朝の目の調節量と夕方の調節量と比較すると、8歳分の目の老化が進んでいる」と、眼科専門医師。
老眼は、加齢により水晶体の弾力が失われて、近くを見るときにピントが合わなくなってしまう症状で、夕方老眼は、本来、目の超越力が残っているのにかすみ目が出てくる症状。
これは、目の調節力が衰えていないのに、スマホやタブレットなどの画面を見続けることによって起こるなど環境面の要素が大きく、つまり目の筋肉痛による軽い眼精疲労の症状になるもの。
そのほかにも、目の乾燥によるドライアイ、女性の過剰なアイメイク、度数があっていない眼鏡の使用も、目の筋肉痛を起こしやすく、夕方老眼の要因になってしまう。
また、簡単にできる夕方老眼チェックの方法を紹介。
1 目の前に人差し指を立てる(指紋が見えるように)
2 人差し指を徐々に離し、指紋にピントが合ったところで止める。
そして、指先と目の距離が30センチ以上あったら、夕方老眼の可能性大!
この夕方老眼を放置しておくと、自律神経がやられたり、肩こり、うつ症状など精神的にも病んでしまう、VDT症候群になることもある。これは、パソコンなどのディスプレイを使った長時間作業により、目や体、心に影響の出る病気。
子どもから大人まで、スマホやパソコンを使うことの多い時代。新たな国民病になりつつある夕方老眼。
防ぐ方法は、30分パソコンを使用したら目を休める。
まばたきを意識的に行う。
目をホットタオルで10分ほど温める。
ブルーライトをカットする眼鏡をかけるなどがあるが、夕方に目がかすむなどの症状が起きたら、軽く考えずに早めに専門医にかかるようにしよう。
タグ:健康
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