2015年12月14日
追い炊きの盲点!雑菌だらけのお風呂に浸かっているかも…!
ゆっくり湯船につかる習慣のある日本人。汗をかいた体を洗い流した後、手足を伸ばしてお風呂に入るのは至福のひと時ですよね。 ただ、シャワー派の人と比べて、気になるのがその水道代。節約の面から、追い炊き機能を活用している人も多いと思いますが、そのお湯の衛生面を考えたことはありますか?
■ お風呂の水は菌の温床だった!?
追い炊き機能は衛生面では、必ずしも優秀とは言えないのが現実です。例えば夜に入浴した後、お湯を浴槽に溜めたままにしておくと、翌朝までに雑菌はどんどん繁殖し、数としては何と数千倍になっているといわれます。確かにお風呂は湿度も温度も菌の繁殖には非常に適した環境。「お湯だから大丈夫」と何となく思ってしまいがちですが、実は入浴に適した温度では多くの菌が生息可能なのです。
■ 追い炊きに使われるパイプには危険な細菌も潜んでいる!?
追い炊きに使われるパイプはある程度長さがあるため、ここに残り湯が溜まって雑菌の温床になってしまっているケースも多くみられます。雑菌の種類としては、大腸菌、ブドウ球菌、緑膿菌などのほか、死亡に至る肺炎を起こすこともあるレジオネラ菌なども見られることがあるようです。
追い炊き機能を使うのであれば、まずは追い炊き用のパイプを含めたお風呂の配管の清掃を、月に1回など定期的に行うことが不可欠といえるでしょう。また、赤ちゃんや小さなお子さんがいたり、病気などで感染に弱いご家族がいらっしゃる場合は、念のため、その都度お湯を入れ替えるほうが無難でしょう。日常の楽しみでもあるお風呂だからこそ、みんなが安心してリラックスできる場にしたいですね。
タグ:健康
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