2015年11月16日
「口内炎」を防ぐ生活習慣とできてしまったときの対処法
口内炎ができると食べ物や飲み物がしみたり、うまくしゃべれなくなったりして、なかなか厄介ですよね。
口内炎は体内の不調が原因であることも多いため、日頃から口内炎をつくらない生活を心がけたいもの。そこで今回は、口内炎を予防し、できてしまった場合に早く治すコツをご紹介します。
■口内炎を防ぐ生活習慣2つ
口内炎の大きな原因は物理的な刺激による傷や不衛生な口内環境、そして免疫力の低下の3つ。口の中を噛んでしまうなどの物理的な刺激以外は、次のような生活の工夫で防ぐことが可能です。
(1)うがいと歯磨きを徹底する
うがいや歯磨きを小まめに行うことで、口内の衛生状態をよくして細菌やウィルスによる口内炎を防ぐことができます。また、口内の乾燥も傷ができやすくなる原因ですので注意が必要です。食事中によく噛むようにすると、唾液の分泌を促して口内の乾燥を防ぐことができますよ。
(2)免疫力を高める食生活を心がける
細胞の再生やエネルギーを代謝する栄養素が不足すると、口内炎ができやすく、治りにくくなります。細胞の再生をサポートするビタミンB群や、皮膚の粘膜を守るビタミンA・ビタミンCを積極的に摂取しましょう。
ビタミンB群はカツオやサバ、マグロ、レバーなどの魚介類に、ビタミンAはレバーや卵、乳製品などに、ビタミンCはピーマンやキャベツなどの野菜や柑橘系のフルーツに豊富に含まれています。
■口内炎ができてしまったら……
口内炎ができてしまった場合でも口内を清潔に保つことが大切ですが、歯磨きの際に直接患部を刺激すると悪化してしまう恐れがあります。柔らかいブラシでやさしくブラッシングするようにしましょう。
また、食べ物や飲み物でしみる場合がありますので、味付けの薄いものを選ぶ、柔らかく煮る、食材を細かく刻む、とろみをつける、熱いものは冷ましてから食べるなど、の工夫が有効です。
うがいや歯磨きの習慣を徹底し、普段食べているおなじみの食材をバランス良く摂取することで口内炎を防ぐことが可能です。口内炎によるストレスを回避するためにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
タグ:健康
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