2015年11月10日
科学的にみる昼寝のテクニック
仕事の能率を持続させるためには昼寝がよいといわれています。
でも、どのような昼寝をすれば効果的なのでしょうか?
過去の科学的研究にもとづく、効果的な昼寝のしかたをご紹介します。
1 昼寝は午後にすること
スタンフォード大学睡眠センターによれば、起きてから6時間後から7時間後にエネルギーの低下が見られるということです。よって午後2時くらいの昼寝が効果的です。
2 暗く、静かで、落ち着ける場所で昼寝
これらの環境を整えることによって、すばやく簡単に眠ることができます。
3 昼寝は30分が理想的
オーストラリアのフリンダース大学の実験によると、認識能力をすばやく回復させるには、睡眠サイクルに入る前に目覚めることが理想的です。30分程度の昼寝では、目覚めた後のぼーっとした感じもありません。それより長い昼寝をすると、45分から90分でノンレム催眠、90分以上になるとレム催眠のサイクルに入り、目覚めたときにぼーっとします。
しかし良い点もあります。長く眠ると、回復された認識能力が長時間持続するのです。6時間くらい集中して仕事に取り組むようなときには、目覚めた後にぼーっとする時間も計算に入れて、事前に長めの昼寝をしておくと効果があります。
4 アラームをセットする
寝すぎてしまうと、ぼーっとします。その前に起きましょう。
5 昼寝の前にコーヒーを飲む
コーヒーを飲んでから20分ほど昼寝。起きた時にカフェインの効果が表れます。
いかがでしょうか?これで昼寝の効果が期待できそうですね。
The scientific guide to napping
http://www.vox.com/2015/8/17/9164571/naps-sleep-napping
タグ:睡眠
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