2015年10月28日
くしゃみと腰痛、放っておけない危険な関係。
くしゃみが最近よくでる……そう思っていたら今度はくしゃみが原因で腰に激痛が!? このようにくしゃみが、腰痛を引き起こすことは意外と多いといいます。では、これを防ぐには、どうすればよいのでしょうか。
まずはくしゃみの原因を把握
くしゃみは、ほこりやアレルギー、風邪などで鼻孔に異物が侵入してきた際に、それを体外へ出そうとする反射反応です。そして、飛沫や空気などとともに異物を外へと排出します。
なぜ、腰痛が生じてしまうの?
くしゃみによってお腹には急激に大きな負荷がかかり、それにより腰の椎間板や椎間関節などにも負担がかかってしまうのです。また、くしゃみをする瞬間には腰を丸めてしまうことが多いので、椎間板にさらに強い圧力が加わって変形してしまうことなどから腰痛が生じるといわれています。
くしゃみが引き起こす、腰トラブル
1. ギックリ腰といわれる急に腰に痛みがでる急性腰痛症
2. もともと腰椎椎間板ヘルニアがある人はその程度が悪化
くしゃみによって腰痛にならないようにするためには、その圧力を逃してあげることがポイントになります。
腰に負担をかけない、くしゃみのコツ
1. くしゃみが出そうになったら息を吐く
くしゃみが出そうになると、その前に息を大きく吸ってしまうことが多いですが、その時には、できる限り息を吐いてみると、小さいくしゃみになります。くしゃみを小さくすることで腰への負担も小さくなります。
2. くしゃみのときに「イ行」の音を発声
くしゃみの時に、「き」とか「ひ」とかイ行の音を出すようにすると、開く口が小さくなるので、小さいくしゃみになることが多いです。
3. くしゃみをする際は、支えに手を添える
くしゃみで腰の痛みをひどくしないためには、くしゃみをする時に手で何かにつかまって、姿勢を固定し、腰への負担を軽くするのが効果的です。つかまるものがなければくしゃみの際、ヒザに手を置いたり、ヒザを軽く曲げる姿勢をとったり、お尻を壁につけて固定したりすることも痛みの予防や軽減に役立ちます。
くしゃみが止まらない場合も、アレルギーなどがあることもありますので、内科や耳鼻科を受診し、腰痛の原因、くしゃみの原因に対処するのも大切ですね。また、腰の痛みが強い時は整形外科を受診しましょう。
タグ:健康
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