2015年08月25日
ビタミンCの過剰摂取は厳禁
健康目的や美容目的でビタミンCを多めに摂取しているという方も多いのではないでしょうか。一見すると、ビタミンは健康に良いので「身体に悪影響はないだろう」と思っている方も多いです。確かに適切に摂取すれば、悪影響どころか良い効果ばかりです。
しかし、過剰に摂取してしまうと様々な副作用を引き起こしてしまうことがあります。そのため、摂取する量にも注意しなければならないのです。ビタミンCを過剰に摂取しているという方は十分気を付けましょう。今回はビタミンC過剰摂取の副作用と適切な摂取量について紹介します。
【ビタミンCはお茶の方が摂取できる?】
まず、ビタミンCを適度に摂取する前に、どのような食材から摂取すれば良いのか知る必要があります。ビタミンCと聞くと、有名なのがレモンですよね。しかし、実はレモンよりお茶の方が効率的に摂取できる場合があります。
また、レモンを過剰に摂取することはできないので、お茶などで摂取する方が効果的です。もちろん他の果物などで摂取するのも良いです。好みの食材から摂取するようにしましょう。
【ビタミンC過剰摂取による副作用とは】
■下痢
ビタミンCを摂りすぎると、下痢になることがあります。基本的にビタミンCは水溶性ビタミンなので、尿として排出され、健康に大きな害を及ぼすことは少ないです。しかし、1000mg以上摂取することによって、下痢を引き起こしてしまうことがあります。
女性の場合は、お腹が良く冷えるという方も多いですし、腹痛を伴うことも多いです。そのため、下痢などの負担は意外と大きいです。健康や美容目的で摂取しているのにも関わらず、下痢になってしまっては本も子もありません。
適度な摂取によって、負担の少ないビタミン摂取にしましょう。なお、下痢になってしまった場合は、薬で治すのも良いですが、ビタミンCによるものであれば1日程度で治ることがほとんどです。
■吐き気
ビタミンCで吐き気というのは、あまり聞きなれないという方も多いかもしれません。しかし、実際にビタミンCを過剰摂取すると吐き気を催すこともあります。胃袋が圧迫されるような不快感や、喉が常に上に上がっているような不快感を伴うことがあります。
基本的に2000mg以上摂取しなければ、吐き気を催すことは少ないです。しかし、空腹時などであれば、ビタミンCが作用して吐き気を催すこともあるので、十分注意して摂取するようにしましょう。特に何も食べていない空腹時にビタミンCを過剰摂取するのは危険です。
何かお腹に入れてから取り入れるようにするなど、摂取するときに工夫することが必要です。
■尿の潜血反応
ビタミンCは副作用とはいっても下痢や吐き気など、一時的なものであることが多いです。しかし、多量に摂取するとその分肝臓への負担が多くなってしまいます。ビタミンは肝臓で分解されるので、過剰に摂取すると肝臓の負担も必然的に大きくなります。
肝臓の負担が大きくなると、尿の潜血反応に影響が出てくることもあります。大きな病気ということではないですが、肝臓に悪影響が出てくる場合もあるので、十分注意した方が良いです。
■尿管結石
ビタミンCの過剰摂取によって肝機能が低下したり、障害が発生したりすることが極稀にあります。これはその時の体調やその人の許容量によっても異なるのですが、誰がなってもおかしくありません。
特に尿管結石などの病気になることもあるので、過剰に摂取することは避けておきたいです。尿をするときにカミソリを尿路から出す痛みと言われるほど痛いことでも知られているので、摂取量には十分気を付けましょう。
【ビタミンCの適切な摂取量はどれくらいなの?】
ここまで、ビタミンCの副作用を紹介し、心配になっているという方も多いかもしれません。しかし、基本的に過剰摂取しなければ、健康・美容効果も大きいので、適切な量を摂取するようにしましょう。
基本的に健康目的でビタミンCを摂取するなら800mgが適切と言われています。そして、美容目的で摂取する場合は2000mgまでが適切となっています。美容効果については、それぞれによって異なりますし、もう少し多くても効果を発揮することがあります。
ビタミンCは基本的には身体に良いものですが、過剰摂取は控えましょう。特に美容目的で摂取している方は、「もっと綺麗になりたい」と思って大量に摂取しがちになってしまうので、自分でコントロールすることも必要となります。
タグ:健康
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