くらしの情報屋

アメリカ、Penn State University College of Medicineの研究者らが、342人の若者を対象に睡眠と食事に関する実験を行いました。

実験の対象となった若者の平均睡眠時間は、1日7時間です。

睡眠時間が6時間未満の若者たちは、翌日、しっかり7時間の睡眠をとった時よりも、ベーグル1個、もしくは、チョコレートアイス大さじ2杯分を過剰に摂取しました。もう少し詳しく言うと、平均睡眠時間に達している若者たちと比べ、彼らは、6g過剰に脂肪分を、そして、32g過剰に炭水化物を摂取しました。

研究者らは、実験結果をうけ、方程式を作りました。

1時間の睡眠不足＝エネルギー不足＋201キロカロリー過剰摂取

つまり、1時間の睡眠不足が体に及ぼす影響は、単なる、気力・活力の不足に留まらず、201キロカロリーも余分に食べてしまうということです。

では、なぜ、睡眠不足だと、過剰摂取してしまうのでしょうか？

人間の身体は、ウソがつけないようにうまくできているようです。

睡眠不足により、翌日、活力や気力がなく、どうしても、だらだらとしてしまいます。一日中、家にこもって、ソファーに体をうずめ、テレビを見ながら、むしゃむしゃと食べて過ごしたこと、ありませんか？！

参考リンク
UNE HEURE DE SOMMEIL EN MOINS = 201 CALORIES DE PLUS
http://www.medisite.fr/a-la-une-une-heure-de-sommeil-en-moins-201-calories-de-plus.811824.2035.html