2014年12月28日
1つの姿勢だけで!「年末年始のドカ食い」を一気に消費するワザ
突然ですが、あなたは「運動をすれば誰でも痩せられる」と思いますか? 確かに運動すればカロリーは消費されます。しかし、実は運動することと痩せることは、全く違う話なんです。
また「運動すると筋肉がついて太くなる」という先入観のためか、特に女性は有酸素運動を選びがちですが、有酸素運動をすればするほど、痩せにくくなることもあります。
そこで今回は、「痩せたい!」という人に、“本当にオススメの運動”をご紹介します。しかもこの運動法は、消費カロリーも上がる方法なので、食べ過ぎてもリセットできちゃいますよ。
■食べても太りにくい身体を手に入れる方法
運動には様々な種類がありますが、大きく分けると”赤筋”を鍛える運動と、”白筋”を鍛える運動になります。
(1)赤筋を鍛える
赤筋は持久力に必要な筋肉なので、ウォーキングなどの有酸素運動で鍛えられます。身体に酸素を取り込んで脂肪を燃焼させます。
(2)白筋を鍛える
白筋は瞬発力を鍛える筋肉なので、ダンベルで負荷をかけたトレーニングやいわゆる筋トレなどで鍛えられます。主にグリコーゲンを消費します。
一見すると、脂肪を燃焼してくれる有酸素運動がダイエットに良さそうに感じますよね?
でも、有酸素運動には落とし穴が……。過去記事「知らないと危険!“間違った有酸素運動”で太りやすくなる理由」でもご紹介しましたが、有酸素運動はすればするほど筋肉が減少していくことがあります。そして、基礎代謝が下がり、痩せにくくなるのです。
逆に白筋を鍛える無酸素運動を正しく行えば、筋肉を増やすことが可能です。筋肉が増えると代謝が上がると言われていますが、その理由の1つとして、UCPというタンパク質が増えることが挙げられます。UCPは熱エネルギーを発生させてくれるので、結果消費エネルギーも上がります。
その上、体温も上げてくれるため、無酸素運動は冷え性の人にもオススメの方法になります。
■今すぐできるたった1つの姿勢
そんなUCPを含む筋肉を今すぐ増やしたい人にオススメの姿勢があります。トレーニングマシンやダンベルなどを使わずに手ぶらで、しかもどこでもできる姿勢を1つご紹介します。
まずうつぶせ寝の状態から、肘をつき、つま先を立て1本の棒のように身体を固定します。これだけです。
この姿勢を、限界まで我慢して「もうダメだ」と思ってから、5〜10秒は耐えて下さい。全部で最低30秒は行いましょう。 この姿勢は多くの白筋に効きます。筆者も始めた当時は、翌日激しい筋肉痛に襲われました。それだけ効果アリです。
■知らないと無意味に! 白筋を鍛える時の注意点
ちなみに白筋はグリコーゲンをエネルギーにしています。なので、空腹時に鍛えようとすると筋肉の中にあるグリコーゲンが使われてしまい、結果的に筋肉が減ってしまいます。
そこで、必ず白筋を鍛える30分〜1時間前にパン1枚でもいいので食べるようにしましょう。カロリーを摂取しても、のちのち消費力が上がる身体を作るために食べた方がオススメです。
これから食べ過ぎてしまいがちなお正月に向けて、白筋を是非鍛えてみては如何でしょうか?
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