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ケガで出血したときは冷やすの?温めるの?

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日常生活でもちょっとしたことが原因でケガをし、出血をしてしまうことはあるもの。多少ならばそのうち止まると思ってあまり気にしないケースもありますが、料理中などで深く切ってしまったときなどはちょっと心配になりますよね。

そこで今回は、ケガで出血した際の対処法をまとめました。



■症状によって冷やすと温めるの応急処置を

いざというときの応急処置はさまざまなところで学ぶ機会があるものの、普段頻繁に行うわけではないだけに、処置したいときにかぎってその方法を忘れていることも。特に出血はその後のケガの症状等にも影響してきますから、早めの処置が重要です。

まずどのようなケガなのかを見極めましょう。打撲や骨折など、見た目では出血はしておらずこれから何らかの症状が出そうな場合はすぐに冷やします。スポーツ選手などは氷水の入った保冷剤などをよく利用していますが、これはその後起きるであろう内出血や腫れを抑える効果があるのです。

しかし切り傷など、ケガをしてすぐに出血が見られるような場合は逆に温める必要があります。特に深く切って出血がとまらないときなどは、血をはやく固めて止血したいもの。そのためには患部周辺を温めて、血小板が活発に動くのを促してあげる必要があるのです。

こうすることで血小板同士が互いにくっつきあい、出血を止めることができます。特に子どもがやんちゃなころは、外遊びなどで頻繁に切り傷をつくってくることもあるはず。これらの対処法を知っていれば、役立つ機会も多いことでしょう。

■あまりに多い出血には圧迫を

温めたり冷やしたりする方法も、家庭で対処できる程度の出血でない場合は効果はあまり期待できません。あまりにも大量の出血であれば、圧迫して応急処置をするようにします。手だけで圧迫できないときは、ヒモや衣類などでしばるなどの対策を。

もちろんそのあとは、必ず医療機関などで処置してもらうようにしましょう。

たいしたことはないと思っていたケガや出血も、応急処置の仕方によっては痛みが長引いたり、あとが残ってしまったりすることもあります。対処法をしっかり頭に入れ、いざというときにも焦ることのないように対応しましょう。




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