2014年12月15日
おなかの調子を整えるための食べ合わせとは?
おなかの調子を整えるために、役に立つお野菜といえば「さつまいも」。便秘になったら焼き芋を食べればいいと昔からよく言われてきましたが、さつまいもには食物繊維以外にも、ある整腸作用に役立つすごい栄養素が含まれているのです。
そのさつまいもの効果をさらに引きたてる、お勧めの食べ合わせをご紹介します。
■さつまいもに含まれている、整腸作用がある栄養とは
さつまいもといえば食物繊維。これが整腸作用にいいと昔から言われてきました。しかしさつまいもには、もうひとつ整腸作用のある栄養素が含まれているのです。それはヤラピン。
このヤラピンは生のさつまいもを切ったときに出る、白い汁に含まれている成分。このヤラピンは熱を入れても変質しないため、食物繊維との相乗効果でさらなる整腸作用が期待できるのだとか。おなかの調子を整えたいときに、なぜ他の食物繊維豊富な野菜ではなく「さつまいも」なのか。
それはヤラピンに理由があるのかもしれません。
しかし整腸作用が高いからといって毎食さつまいもという訳にもいきません。カロリー面や栄養面でお勧めの、さつまいもとのいい食べ合わせってどんなものがあるのでしょうか?
■さつまいもとこんにゃく
さつまいもとこんにゃくの食べ合わせは、便秘予防や動脈硬化予防に役立つ食べ合わせです。こんにゃくはカロリーが少なく、食物繊維が豊富な食べ物。さつまいもの食物繊維による整腸効果を期待するなら、こんにゃくを一緒にとることで食物繊維効果をさらにアップすることができます。
しかもカロリーは増えないので、ダイエット中の方にもお勧めかも!?
■さつまいもとひじき
さつまいもとひじきも便秘予防、動脈硬化の予防に役立つ食べ合わせ。またひじきは鉄分が豊富なので、女性にありがちな貧血を予防するのにも効果的です。またさつまいもにはひじきの鉄分吸収を促してくれるビタミンCが入っているため、一緒にとればさらに貧血予防効果が見込めます。
■さつまいもとりんご
同様、便秘予防と動脈硬化予防に役立つ組み合わせ。さらにこのコンビは美肌づくりでいいタッグを組んでくれます。それは2つの素材にある抗酸化作用。さつまいものビタミンCとE、そしてりんごのポリフェノールがダブルで抗酸化作用を発揮してくれ、美肌づくりに役立ちます。
寒い季節にほくほくのさつまいもを食べればおなかの調子も良くなって、身も心もほくほくに。ぜひいい食べ合わせで、さつまいもの効果を十分に引き出しながらいただいてみましょう。
タグ:健康
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