2014年12月10日
気力には限界がある!すぐできない、めんどくさい……を回避する方法
何かをやろうと思っているのに、何となく気分がのらなくなってしまうようなことは、誰でも一度は経験しているはず。これには、気力と脳が強く関係していると考えられています、そこで今回は、その気力の働きと、気力を出すための方法についてご紹介しましょう。
■そもそも「気力」とは何か
気力は、何かを積極的に行おうとする気持ちのことで、精神力でもあります。そのため心からやる気を持つことが大事なので、たとえ身体がその行動に対して柔軟に対応できる状態であったとしても、気持ちがのらなければ動くことができないのです。
人間が積極的に動くためには休息も必要なはず。そのためバテてしまわないように、脳によって慢性的に気力エネルギーが不足するようにコントロールされているのです。さらにムダ使いを防ぐために、脳は気力の使用を厳しく制限してしまうため、一部の行動が制限されるような気持ちになり、気分がのらなくなってしまうのです。
■必要なときに気力を引き出すには?
何となく気分がのらないという理由で行動が制限されてしまえば、たとえ本人の意思であってもなかなか納得がいかないこともあるはず。さらにそれがどうしてもしなければいけないことなら、多少強引にでも気力を引き出したいものですよね。
そんなときはやるべきことの「見通し」をたてて、気力エネルギーを動かすと良いでしょう。
たとえば「○○をやらなきゃ」という気持ちは「目標」にあたり、先行きが見えない状態です。しかし「○○はああすれば最後までやれる」という気持ちなら先行きしっかりと見える「見通し」の状態になるため、行動がおこしやすくなり、気力もわいてくるのです。
■いつも同じことに気力が出ない場合
何度も言われているのについ寝坊してしまったり、仕事上で同じミスを何度もしてしまったりというような人も少なくないはず。これは脳がその行動に対して重要性を感じておらず、気力がでないことが原因です。これを改善するためには切羽詰まった状況に追い込むのもひとつの手。
「今度ミスったら給与減額」など、極限の状態になれば脳も重要性を感じて自然と「見通し」がたてられるようになるでしょう。
普段から何かと気分が乗らないという人は、慢性的なストレスなどから疲れを感じ、気力がかなり不足している可能性も考えられます。まずは心当たりのある不安を解消しつつ、気力が積極的に引き出せるような状況を整えてみましょう。
タグ:生活
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