2014年12月01日
ダイエットに役立つ「辛い食べ物」
辛い食べ物はお好きですか? 私はあまり得意ではありませんが、韓国料理のカルビクッパや、タイのトムヤムクンは大好きです。 カプサイシンは唐辛子の辛味成分で、消化器系を刺激し食欲を増進する他、 多くの生理作用があります。 辛い食べ物に含まれるカプサイシンで身体の代謝を上げ、ダイエットに役立てましょう。
カプサイシンの作用
カプサイシンは、アドレナリンやノル アドレナリンの分泌を促進します。 アドレナリンには血流増加作用・食事誘発性産生作用(食事後に代謝量を増加させる)・発汗作用・抗菌作用があり、ノルアドレナリンには熱産生作用があります。
トウガラシを食べると体が暖かくなりますね。 運動前にカプサイシンを摂取すると、「脂肪の燃焼が促進された」という研究結果があるそうです。
カプサイシンは、以下のように 作用したと考えられます。 カプサイシンが交感神経系に作用してノルアドレナリンの分泌を促進 →ノルアドレナリンが脂肪細胞中のホルモン感受性リパーゼを活性化 →中性脂肪の分解が促進される →分解された脂肪が、運動により多く使われる
交感神経を優位にする
カプサイシンに限らず、運動前に交感神経を活性化すれば、上記で書いた流れによりダイエット効果が高まります。
・ コーヒー等のカフェインを含むものを飲む。 ・ 冷たい水を飲む。 ・ 身体を叩く(叩くと人間は戦闘モードになります) ダイエットライフを効率よく過ごすためには、この交感神経と副交感神経を上手く切り替えながら、生活することが大事です。 つまり、活動する時(ダイエットモード時)は交感神経優位に、休む時は副交感神経優位にして身体を安め、活動に備えて身体を修復します。
注意点
しかし、辛いものを食べ続けると胃腸障害、肝機能障害、腎臓障害を引き起こす危険性があります。やはり、程々が大事ですね。 私の場合、韓国旅行では毎食キムチが続き、さらに辛いメニューが多いため、2日目からずっとお腹を壊していました。自分の体と相談しながら、取り入れてみてください。
極端な味付けが好まれ、繊細な味の分からない日本人が増えてきているそうです。 ファーストフードの影響も多いようですね。 昨年、和食が「ユネスコの無形文化遺産」に登録されました。辛い食品はダイエットに有効ですが、最も健康的でダイエットに適した食事は和食です。日本人として和食の良さを見直して、後世に伝えてゆきたいと思います。
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