2014年11月21日
お風呂がストレス解消になる理由とは?
「今日は疲れたな〜」とか、「ストレスがたまってイライラする!」と感じたときは、お家に帰ってゆっくりお風呂につかりましょう。お風呂は体のストレスにも、心のストレスにも効果的な方法。その理由をご紹介します。
■熱めのお風呂で交感神経が、ぬるめのお風呂で副交感神経が活発に!
お風呂には体のストレス、そして心のストレスを取り除く効果が見込めます。その効果は温度をどの位に設定するかで変わってくるようです。
例えば42度以上のちょっと熱めのお風呂なら交感神経が活発になるため、血行が良くなり、新陳代謝を促して体の中にたまった老廃物質を排出しやすくなる効果が見込めます。熱めのお風呂は「体のストレス」に効果的です。
また38度から40度くらいのぬるめのお風呂は副交感神経を活発にする働きがあるため、ゆったりリラックスモードになり、心のストレスを取り除いてくれます。また筋肉がやわらかくなり、体のコリをときほぐしてくれます。
■さらにストレス解消効果を高めたいときは、「色つき入浴剤」がお勧め
お風呂で心のストレスを取り除きたい場合にお勧めなのが、「色つき入浴剤」を使うこと。気分が落ち着く色を眺めれば、さらにリラックスできます。入浴剤の効能とともに、ぜひ入浴剤の色を気分によって変えてみましょう。
また選ぶ色は、緑や青等の寒色系を選ぶと癒やされやすいようです。宮城大学の研究報告「ストレス原因に適した癒やしの色に関する研究」によると、異なるストレスを感じている調査対象者に「癒やされる色」を聞いたところ、薄い黄緑色・薄い緑色・水色・薄い紫色などの緑系の色に癒やされたと感じる人が多かったそうです。
心のストレスを感じたときには、寒色系の入浴剤にぬるめの入浴が一番。じっくりお風呂につかって心の緊張を解きほぐしましょう。
あまりにも毎日忙しいと、お風呂に入る時間がもったいなくてついシャワーに変更してしまったり、じっくり入る時間がもったいなくてカラスの行水になってしまいがち。ただ、そんな繰り返しがますますストレスをためる原因になることも。
ぜひストレスがたまったな〜と感じたら、じっくり入浴し体も心もリセットしましょう!
【健康 美容 ダイエットの最新記事】
この記事へのコメント