2014年10月14日
似ているように見えて実は違う…食べ物の秘密
世の中には、似ているように見えるけれども違う名前をつけられている食べ物があります。パンケーキとホットケーキの違い、知っていますか?ここでは、こうした食べ物の違いを詳しく解説していきます。
専門店もできるなど、最近人気を博してきているパンケーキ。小麦粉でできた甘い生地をふっくら焼き上げたもので、朝食におやつにと、みんな大好きな料理ですよね。しかし、実は「パンケーキ」のほかに「ホットケーキ」という名前もあります。ホットケーキミックスなんて商品もあり、ホットケーキの方が馴染みがある人も多そうです。では、パンケーキとホットケーキは何が違うのでしょうか? 実は明確な違いは明らかにされていないのですが、ざっくりとした分け方をご紹介します。
◎ パンケーキ
パンケーキの「パン」は、朝食に食べるあのパンではありません。「フライパン」の「パン」です。つまり、フライパンで焼いたケーキの総称が「パンケーキ」ということです。ホットケーキもフライパンで焼くので、ホットケーキはパンケーキの1種であると言えそうです。また、パンケーキは薄いもので、玉子やハムといった食事のおかずと共に食べるものとすることもあります。そのため、甘さが控えめなものをパンケーキとすることが多いようです。
◎ ホットケーキ
上述の通り、パンケーキの1種と言えそうです。パンケーキの中でも、「甘くて厚みのあるもの」をホットケーキと呼ぶことが多いようです。生地に砂糖をふんだんに加えていたり、焼きあがったものに生クリームやジャム、アイスなどを添えたりします。
■ ソーセージとウインナーの違い
ソーセージとウインナー、そしてフランクフルト。どれも同じだと思っていませんか? しかし、実は明確な違いがあります。
◎ ソーセージ
ソーセージは、ひき肉を羊の腸に詰めます。羊の腸に詰めたものはすべて「ソーセージ」と呼ばれます。ちなみに、腸詰めせずに成型しただけのものもあります。
◎ ウインナー
ウインナーは、ソーセージの1種です。ソーセージの中でも太さが20mm未満のものを特にウインナーソーセージと言います。ちなみに、ウィーンが発祥の地なのでウインナーという名前になったそうです。
◎ フランクフルト
フランクフルトは、豚の腸に詰めたものです。また、羊の腸に詰めたものでも太さが20mm以上36mm未満だとフランクフルトと呼ばれます。
◎ ボローニャ・ソーセージ
あまり馴染みのないものかと思いますが、牛の腸に詰めたものをボローニャソーセージと言います。また、羊の腸に詰めたもので太さ36mm以上のものもボローニャ・ソーセージになります。
※これらはあくまで日本での分類です。世界各地にはさまざまなソーセージがありますので、詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください。
■ パフェとサンデーの違い
喫茶店やファミリーレストランで見かけることが多い、パフェとサンデー。中身は一緒に見えるのに、なぜ名前が違うのでしょうか?
◎ パフェ
パフェとは、フランス語で「パルフェ」と言います。フランスから来たスイーツで、アイスやヨーグルト、シリアル、フルーツ、生クリーム、フルーツソース、チョコレートなどが使われています。パフェは、細長い器に盛られています。
◎ サンデー
サンデーは、アメリカから来たスイーツです。材料はパフェとほとんど変わりません。パフェとの違いは、盛り付ける器です。サンデーは丸くて浅めの器に盛られます。
■ ごはんとライスの違い
定食屋さんや居酒屋さんでは、お米は「ごはん」として提供されます。しかし洋食屋さんなどでは「ライス」として出されることがありますね。この違いは何なのでしょうか?呼び方の違いだけしょうか?実は明確な違いがありました。
◎ ごはん
自宅でお米を食べる時と同じように、水からお米を炊いて水がなくなった頃に炊き上がり、という方法で炊かれています。粘りがあり、日本人が好む食感になっています。
◎ ライス
ライスは、外国人好みになるように炊かれています。普通に炊くのではなく、途中で水を捨てて蒸すことで、サラッとした炊き上がりになります。日本では昔、「干し飯(ほしいい)」を作る際にこの炊き方が用いられていましたが、現在はほぼ使われていません。
似ているように見えて、実は意外な違いがあるますよね。しっかり違いを知っていれば、お料理上手にも近づけそうです!
【食べ物の最新記事】
この記事へのコメント