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疲れの原因は「座る」ことかも!

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忙しく仕事に追われる日々の中で、気づいたら一日のほとんどを座って過ごしていた!なんてことがあります。デスク仕事やミーティングはもちろん、ソファでくつろいだり、映画や舞台を鑑賞したり、友人とカフェでおしゃべりするのも、実は身体に負担がかかっているのです。

動物から進化して二足歩行になり、狩りや農業をしていた人間の体にとって一番基本的な姿勢は、二本足で立っている状態。しかし、テレビやパソコン、デスク業務、また車や飛行機での移動の多い現代人は平均で一日9.3時間座っていて、平均睡眠時間の7.7時間を上回ります。

長時間座るのは肥満や心臓病につながるだけでなく、膝が曲がった状態の足には血栓ができやすくなり、「座る」という現代の習慣は、寿命を縮めると言われています。

ヨガやダンスで頻繁に身体を動かしている私も、連続してパソコンに長時間向かい続けたために首に激痛を伴う炎症が起きる「頸椎椎間板症」になったことがあります。

では、身体に負担をかけないキレイな座り方とはどういったものでしょうか。キレイな座り方の見本を見つけたので、ご紹介いたします。


意識するだけで変えられるキレイな座り方


(1)マウスやキーボードはなるべく自分から遠くの場所に設置する。肘や腕をデスクに置いて使うことで、肩や首への負担が減ります。


(2)モニターは台に置くなどして、目線と合った位置に置く。下を向いてスクリーンを見続けていると(特にノートパソコン)、首の前方の筋肉が縮まったり、頸椎を痛めることになります。


(3)椅子には深く腰掛けて、背もたれを使用する。これで背筋の負担が減ります。丹田(おなかの中心)を意識するだけでも、背中は自然に伸びます。腕は約90度に曲げ、肘や腕をリラックスさせましょう。


(4)脚は前方に出すか、床に直角に。届かなければ踏み台を置く。足は両足そろえて床に置きます。女性がセクシーに見える脚を組むのも骨盤のゆがみが起き、足を交差させて椅子の下に置くのも、背中が反り、股関節の筋肉が縮んでしまいます。


オフィスでも自宅でも、長時間座り続ける場合は最低でも1時間に1回は立ち上がって歩けば、身体の負担も減ります。水分をたくさんとることで、トイレに立ち上がりやすくなり、新陳代謝もアップするので、おすすめです。時間がなくてランチもデスクで食べる場合は、少しでも座る姿勢をリラックスし(身体とふとももの角度が135度になるような姿勢)、パソコンを観ないなどしてみましょう。


また、立ち上がってストレッチをしたり、オフィスの中でもできるだけ歩いたり階段を利用してみましょう。仕事で座る時間がどうしても長い場合は、電車の中では座らないことで一日の座る時間が減ります。

疲れていると、つい座ってしまいますが、実は座っていることこそが疲れの原因かもしれません。




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