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台所に眠る調味料の「本当の賞味期限」

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調味料というと、「長持ちするもの」なんて勝手なイメージを持っていませんか? パッケージに印刷されている賞味期限は、ずいぶん長い期間保存できるように書かれていますが、それは開封をしなかった場合のこと。

一度キャップを開ければ、空気中の雑菌が入ったり、品質が劣化したりするリスクにさらされており、賞味期限は私たちが思っている以上に短いのです。

今回は、そんな開封した調味料の”本当の賞味期限”についてご紹介します。

■1:しょうゆは1ヵ月が目安

開封後はどんどん酸化が進んでしまうので、冷蔵庫で保存するのが一番。また空気中の菌が入って、カビがはえてしまうこともあります。おいしくいただけるのは、開封してから1ヶ月程が目安です。

■2:油は冷暗所で保存を

オイルの天敵は、光と空気、熱。日の当たらない冷暗所で、ふたをしっかり閉めて保存することが基本です。熱くなるコンロの近くなどには置かないようにして、使った後は、すぐにふたをするように心がけると良いでしょう。オイルの賞味期限は、1年〜1年半です。

■3:みりんは開封後1〜2ヵ月で

開封後は冷暗所に保存すること。開封してから1〜2ヶ月を目途に使うようにするのがおすすめです。

■4:めんつゆは冷蔵庫保存に

開封後は冷蔵庫で保存するのが基本。ストレートタイプの方が濃縮のものより傷みが早く、開封から2〜3日で使いきるのがベター。3倍濃縮でも開封後、3週間程度で使うのが目安です。

■5:マヨネーズは1ヵ月程で

開封後、冷蔵庫に保管して1ヶ月程度が目安。ただしマヨネーズは、0℃以下に置くと油が分離してしまうため、冷蔵庫の中でも扉付近に置いて、奥の冷気が当たる場所は避けるのが良いでしょう。

■6:トマトケチャップも1ヵ月程で

開封後、冷蔵庫に保管して1ヶ月程度が目安。食塩、糖分などが入っているのですぐに悪くなることはありませんが、過信は禁物。

■7:乳酸菌飲料は保存NG

開封後はすぐに飲みきること。保存はききません。

■8:砂糖と塩は長期保存が可能

砂糖、塩は保存がきくため、基本的に常温でも賞味期限はありません。しかし、どちらも湿気に弱いので、密閉された状態で保存するように気をつけましょう。

暑い夏を越したキッチンに眠っている調味料は、予想以上に傷んでいる可能性があります。自分や家族の健康を第一に考えて、できるだけ早く使いきるようにしたいですね。





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