2014年08月03日
「牛肉」部位全25種
肉の王様「牛肉」は、細かく部位が分かれそれぞれの味に個性があるのが特徴。そんな牛肉の、知っているようで知らない「部位」を肉のプロが分かりやすく解説! 今回は内編です。
(1)ネック
牛の首の部分の肉で、キメは粗いが旨味は強い。挽肉にするほか、煮込み料理にも向く。
さっぱり○●○○○こってり
(2)カタシン
一頭から数100gしか取れない希少部位。柔らかく肉本来の旨味がありあっさりしている。
さっぱり○○●○○こってり
(3)ザブトン
肉質は適度に柔らかく、芸術的なサシが入る。脂が多く、こってりした味わい。
さっぱり○○○○●こってり
(4)特上三角(三角バラ)
サシが強く入るため柔らかく味もよいが、脂肪が多くこってりしている。
さっぱり○○○○●こってり
(5)肩三角
サシは入っているが締まった赤身のため焼き過ぎると硬くなる。サッと焼いて食べよう。
さっぱり○●○○○こってり
(6)ミスジ
きれいなサシが入り人気のある部位。薄切りで提供されることが多いので炙り焼きで。
さっぱり○○○●○こってり
(7)ウワミスジ
ミスジのなかでも肩甲骨に近い部分。特にサシが多く柔らかい。さっぱりした味わい。
さっぱり○●○○○こってり
まだまだある牛肉の種類
(8)リブ芯
リブロースの中心にある柔らかく上質な部位。適度なサシも入り、肉の旨味もたっぷり。
さっぱり○○○●○こってり
(9)マキロース
リブ芯に巻き付くような形のためこう呼ばれる。サシが入り柔らかい肉質が特徴。
さっぱり○○○○●こってり
(10)カルビ
三角バラとつながっている部分で、適度なサシが入り旨味もあるので人気の高い部位。
さっぱり○○●○○こってり
(11)ウチハラミ
ハラミ(横隔膜)の肉寄りに付いている部分。食感はハラミとよく似ている。
さっぱり○○●○○こってり
(12)中落ちカルビ(ゲタ)
アバラの間の肉のため、中落ちカルビと呼ばれる。サシは比較的強い。
さっぱり○○○○●こってり
(13)上カルビ
バラ肉のなかでも特にサシが強い部分で、こってりした脂の旨味を存分に堪能できる。
さっぱり○○○○●こってり
(14)サーロイン
主にステーキに使われる牛肉の最上級部位。適度なサシが入り肉の旨味も強い。
さっぱり○○○○●こってり
(15)ヒレ
肉のキメが細かく最も柔らかい部位で、サシの入りも控えめ。焼き過ぎると硬くなる。
さっぱり●○○○○こってり
(16)内モモ
サシの少ない赤身肉で、肉のキメは粗め。しゃぶしゃぶやソテーに向いている。
さっぱり●○○○○こってり
(17)カイノミ
中バラのヒレに近い部分。適度なサシと柔らかな肉質が特徴。ハラミに似た食感。
さっぱり○○●○○こってり
知っていればちょっと鼻が高い!?
(18)ササミ
外バラのモモ寄りの部分。綺麗に入ったサシが特徴だが、脂は少なくさっぱりしている。
さっぱり○○●○○こってり
(19)ランプ
お尻の肉のなかで特に柔らかい。赤身が強くサシは少なめ。多様な料理に使われる。
さっぱり●○○○○こってり
(20)イチボ
ランプと同じお尻の肉だが、ランプよりもサシが強め。個体により肉質差が大きい。
さっぱり○●○○○こってり
(21)ナカニク
きれいに入ったサシと、甘みがある味が特徴。主にすき焼きやしゃぶしゃぶ用に使われる。
さっぱり○●○○○こってり
(22)シキンボ
キメが粗く硬い赤身肉のため、煮込み料理に向いているが、薄切りなら焼肉でもいける。
さっぱり○●○○○こってり
(23)カメノコウ
粗めのサシが入った赤身肉でやや硬い。すき焼きやしゃぶしゃぶ用に使われることが多い。
さっぱり●○○○○こってり
(24)芯々
サシの少ない赤身中心の部位で柔らかいため、ラウンドステーキや焼肉に使われる。
さっぱり○●○○○こってり
(25)トモ三角
適度なサシが入った上質な部位だが、見た目よりも硬いので薄切りで使われる。
さっぱり○○○●○こってり
部位の名称は店舗によって異なる場合があります。
5段階データは目安です。品種や仕入れ時季によって若干異なります。
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