2014年06月22日
鶏肉の水洗 食中毒の可能性増
英国政府管下の食品基準庁(Food Standards Agency)が、料理の前に鶏肉を洗わないように呼びかけています。
鶏肉を洗うことで肉に付いている菌が落ちたとしても、洗ったときに飛び散った水しぶきが、キッチンや調理器具に付き、余計に食中毒の可能性を高めてしまうそうです。
チーフエグゼクティブのキャサリン・ブラウン氏は、「鶏肉を触った後に手を洗ったり、食べる前によく火を通すといった、肉を取り扱う時の良い習慣が広まっています。しかし、私達の調査では、多くの人に生肉を水で洗ってから調理する習慣があることも分かりました。その為、生の鶏肉を洗わないよう呼びかけているのです」と言っています。
カンピロバクター属のバクテリアは、食中毒の主な原因の一つです。その中でも、鶏肉がカンピロバクターに汚染されていて起こる食中毒が最も多いことが知られています。
感染した場合でも、ほとんどの人は嘔吐や下痢などの症状で済みますが、時には大病になることもあります。
Washing raw chicken ‘increases chances of food poisoning’
http://metro.co.uk/2014/06/16/washing-raw-chicken-increases-chances-of-food-poisoning-4763024/
【健康 美容 ダイエットの最新記事】
投稿者:タロウ|18:22|健康 美容 ダイエット
この記事へのコメント