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知らないと損!小児科医と「よいコミュニケーションをとる方法」

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お子さんの病気でお医者さんを受診するとき、どんなことに注意していますか? 早く病気を治したい思いは、どのお母さんも同じだと思いますが、よい治療のためには、お医者さんとよいコミュニケーションをとることがとても大切です。

お医者さんも人間ですから、要らぬストレスを与えるお母さんがやってきては、安心して最善の治療にあたれないでしょう。治療の妨げがあれば、お子さんの病気が思うように治らないかもしれませんね。

お子さんをお持ちの皆さんは大丈夫でしょうか? 今回は、お医者さんと良好なコミュニケーションをとる方法について、子どものための医学事典『キッズメディカ安心百科・子ども医学館』(小学館)を参考に、具体的なポイントを5つ紹介します。

■1:診療時間を守る

とくに予約診療を行っている病院では、1人が遅れると他の人に迷惑がかかります。都合が悪くなったら前もって電話を入れるなど、診療時間を守ることがマナーです。

また、夜間や休日、緊急時に診察してもらえるかどうかは、医院や病院によって異なります。あらかじめ相談しておくとよいでしょう。

■2:医師を信頼して何でも話す

お医者さんの質問には正直に答えることが大切です。隠しごとをすると、重大な病気を見逃すかもしれません。もし別の医院にかかっていたのであれば、そのことも報告しましょう。それまでの経過や服用していた薬について伝えておくのがよいそうです。

また、疑問点はしっかりと質問して確認したほうがよいのですが、むだ話や世間話をするのはNGです。忙しいお医者さんや他の患者さんの迷惑にならないように気を付けたいですね。

■3:医師の指示はきちんと守る

疑問点を解決して納得したうえでいただいた指示は、きちんと守ることが大切です。もし、薬の飲み方を変更したいときなどは、再度相談したほうがよいそうです。



■4:できるだけ午前中に受診する

午前中に病院へ行けば、検査や入院が必要なとき、他の病院を紹介してもらうときにも、手続きがスムーズになるそうです。重い病状の時ほど、早い時間の受診を心がけたいですね。

■5:転院したいときは“セカンド・オピニオン”を聞く

治療経過が思わしくない、治療に不安がある、それに対するお医者さんの説明が不明確、など、治療について安心できないときは、転院を検討することもあるでしょう。

そんなときには、決断前に別のお医者さんを受診して、もう1つの意見“セカンド・オピニオン”を聞くのがよいそうです。

“セカンド・オピニオン”を聞く場合は、現在の病院で行った検査と、処方された薬を伝えます。そのことで医師の考え方や治療方針がわかるからです。

転院の決断は焦らず、“セカンド・オピニオン”を聞いた上で、納得できる治療法を選ぶのがよいそうです。

以上、小児科のお医者さんと良好なコミュニケーションをとる方法についてお伝えしましたが、いかがでしたか? お医者さんとのコミュニケーションが良好なら、治療がスムーズにいくだけでなく、病気への不安も軽減するはずです。ぜひ参考になさってくださいね。





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