2014年06月17日
「活性酸素」をやっつける身近な美白食材とは?
気温が上がり、徐々に薄着になってきている今日この頃。これからの季節、気になるのが紫外線ですよね。日焼け止めに、日傘、帽子、手袋など外側からガードすることは、もちろん大切。さらに、外側からの予防に加えて、実は身体の内側からのケアと予防も大事なのですよ。
そこで今回は、紫外線に負けないお肌になるためにオススメな食材、栄養素についてご紹介します。
■紫外線はシミやシワの原因に
生きて行くために絶対必要な酸素。これがほんの少し変化したものが、活性酸素なのです。ただ、活性酸素は、体内の細胞や組織などを酸化させ、身体に悪い影響を及ぼします。皮膚のシミやシワなどの老化現象にも、影響があると言われているのです。
活性酸素は、意外線を浴びると皮膚に発生するとされているので、やはり、紫外線は浴び過ぎないように注意してください。
■身体のサビを防いでくれる“抗酸化物質”
活性酸素による身体のサビを防いでくれるのが、抗酸化物質と呼ばれる物質。美白のためにも、抗酸化物質が多く含まれている食材を摂ることが、オススメです。その食材は以下の通り。
(1)焼き海苔
焼き海苔にはビタミンA(ベータカロテン)が豊富に含まれています。ニンジンの約3倍、ほうれん草の約7倍も含まれているというのには驚きです。ビタミンAは皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる働きがあり、免疫力や抵抗力がアップします。ビタミンAは、油と一緒に摂ると吸収率がアップすると言われていて、ごま油で味付けされた韓国海苔は理想的な食材です。
(2)パプリカ
パプリカには、レモンの約1.7倍のビタミンCが含まれています。シミの元になるメラニン生成を防止する効果が期待でき、お肌の弾力を担うコラーゲンの生成にも不可欠な栄養素です。ビタミンCを含む食材には、ブロッコリーやいちごなどもあります。野菜は火を通したり、洗ったりするとビタミンが失われてしまうので、サラダやバーニャカウダで食べるのがオススメです。
(3)いくら
魚卵類の代表とも言えるいくら。お肌の酸化予防を期待できるビタミンEが含まれ、エイジングケア効果が期待できます。栄養的にはビタミンEだけでなく、代謝を助けるB群、カルシウムの吸収を促すビタミンDなど、身体に不可欠な成分が豊富に含まれています。ちなみにビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂ると相乗効果があるのですよ。
(4)赤ワイン
活性酸素の働きを抑えてくれ、細胞の老化を抑制してくれるというポリフェノール。赤ワインやカカオ、大豆、お茶、ぶどうなどに含まれています。肌細胞の活性化にも一役買ってくれて、乾燥肌防止の効果も期待できます。
■シワやシミを促進する”トランス脂肪酸”
活性酸素を大量に作り出すと言われているのは、トランス脂肪酸。シワやたるみを促進させてしまうちょっと怖い栄養素です。
マーガリンやショートニングなどに含まれていて、これらを使って作られたパンやケーキなども要注意です。
これから夏に向けて、紫外線量がますます気になる季節になります。抗酸化物質が多く含まれている食材を積極的に食べて、紫外線に負けないお肌を目指しましょう
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投稿者:タロウ|19:46|健康 美容 ダイエット
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