2014年06月01日
「朝食抜き」はみるみる老けるし太ることが判明
皆さんは、毎日朝食を食べていますか? 忙しくて食べないという人も少なくないかもしれません。
しかし、実は朝食を抜くと、肌の老化促進を招き、脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。食べる人と食べない人とでは、10年後には見た目年齢に大きな差がついている可能性もあります。
そこで、朝食を食べないと老ける理由と、おすすめの朝食について紹介します。
■朝食抜きはなぜ老ける?
“朝食抜きダイエット”という考え方がありますが、美容と脂肪がつきにくい体作りの面からは、朝食は必ず摂った方が良いと言えます。
運動・アロマ・食事から美しい体作りをサポートしている、パーソナルトレーナーの小林麻利子さんに伺ったところ、朝食を食べた方が良い最大の理由は、寝ている間に分泌される成長ホルモンにあります。
人は寝ている間に成長ホルモンが分泌され、傷ついた肌細胞の修復、骨や筋肉作り、脂肪の分解と代謝が行われます。アンチエイジングや、ダイエットを効率よく行うのに欠かせないホルモンが、成長ホルモンです。そんな成長ホルモンをしっかり分泌させるために必要なのが、朝食なのです。
■成長ホルモン分泌のカギは朝食
成長ホルモンの分泌促進に欠かせないのが、“メラトニン”という伝達物質です。メラトニンは、朝に合成される“セロトニン”という物質がもととなります。そのセロトニンの合成に有効なのが、朝食に炭水化物や乳製品、大豆製品などをしっかり摂取することです。
セロトニンがたくさん合成されることで、夜になるとメラトニンに切り替わり、成長ホルモンの分泌を促進します。朝食を食べないと、セロトニンの量が増えず、成長ホルモンの分泌量が減ってしまいます。そのため、十分に細胞の修復や脂肪の代謝が行われず、老化や脂肪の増加へとつながってしまうのです。
■朝食におすすめなのはやっぱりお米!
朝食に炭水化物や乳製品、大豆製品を摂ることでセロトニンの増加につながります。炭水化物の中でも特におすすめなのは、お米。白米や玄米、納豆やお味噌汁といった朝食が良いです。
パンやパンケーキも炭水化物なので有効ですが、中には、マーガリンやショートニングといったトランス脂肪酸を多く含むものもあります。トランス脂肪酸は摂りすぎるとホルモンバランスを崩し、子宮筋腫や子宮がんなどのリスクを高めるとも言われています。
極端な食べ過ぎやパン中心の偏った食生活は、注意したいところです。
朝食を抜くと空腹時間が長くなることから、昼食時に血糖値が急に上がり、脂肪を溜め込もうとする作用も働いてしまいます。朝はバランスを考え、しっかりお米を食べてくださいね。
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投稿者:タロウ|17:46|健康 美容 ダイエット
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