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貯めておけば叱っても安心!「親子の信頼貯金」の殖やし方

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ところ構わず物を投げ、手を出し、大声で騒ぐ子ども。親としては、“好奇心ゆえ”とわかっていても、つい「ダメ!」と怒ってしまう場面もありますよね。

ベストな対応は、叱っても、怒らないこと!……と頭でわかっていても、ママも人間です。疲れや睡眠不足、多忙、生理前、機嫌が悪いなどなど、感情的になってしまうときはあるでしょう。

あるいは、がんばって“いつも笑顔”を貫いたとしても、どうしても無理な笑顔になってしまい、逆に子どもに不信感を与えているかもしれません。

今回は、「それでも親子の絆は崩したくない!」というママのために、心の余裕があるときに貯めておくべき“親子の信頼貯金”の殖やし方について、哲学を専門とする筆者がお届けします。

■1:イヤイヤに向き合う

実はイヤイヤをするとき、子どもの心はとても不安です。「ママに頼らず1人でやりたいのに、ママに頼るしかなくて悔しい」「自分の思い通りにしたいのに、何でできないのかわからない」……それまで経験したことのない2つ以上の感情が入り混じった状態で、寂しさもあり、興奮状態でもあります。

このような不安な時にママが向き合ってくれると、子どもは安心感を覚えます。時にはイヤイヤに向き合ってあげましょう。



■2:やりたいことをトコトンやらせてみる

人の迷惑にならず、ケガもせず、汚れても掃除できるなら、子どものやりたいことはトコトンやらせてあげましょう。自分のやりたいことが思う存分にできると、自分を肯定してもらったように思い、子どもが自分を信じられるようになります。

■3:泣いている時の本音を掘り起こす

子どもが泣いているときは、本音を掘り起こしてあげましょう。「本当はこうしたかったんだよね」「寂しかったんだね」と本音を受け止めてあげると、子どもも安心します。「ダメ」と言ってしまった後でも効果的ですよ。

■4:心の甘えを受け止める

自分でできるのに着替えをやってもらいたがったり、抱っこをせがむときもありますよね。そういった“ママの愛情”を求めている時は、応えてあげましょう。

■5:じっくり遊ぶ/話す時間を作る

子どもが1番安心するのは、ママとのじっくり遊んだり、話したりする時間を持つことです。ママもリラックスして、子どもだけに向き合ってあげましょう。この時間が精神的な安定の基盤となります。

以上、心の余裕があるときに貯めておくべき“親子の信頼貯金”の方法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

「ダメ」と言ってしまうときがあっても、“信頼貯金”の残高がたくさんあれば、親子の信頼はすぐには崩れません。日常余裕のあるときに、上記5つのうち1つでもいいので子どもにしてあげて、貯金を殖やしておきましょう。







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