2013年02月24日
8割以上が蜜!? 果肉が透ける、究極のリンゴ「こみつ」
リンゴを切った断面が、ほとんど蜜で透けている、果肉の8割が蜜という究極のリンゴ「こみつ」が話題となっている。
「こみつ」の糖度は14度前後。小玉で、樹上で完熟させてから収穫される。品種は「高徳」というリンゴで、厳しいチェックを受け、究極レベルに達したものだけが「こみつ」の名を名乗れるという。
青森県のリンゴ生産の発展に偉大なる功績を残した故木村甚彌氏は、定年後、品種改良を重ねて「コミツ」を生み出した。当初、美味だが品質にばらつきがあり、一般市場では評価されなかったが、17年にもわたる津軽石川農協の粘り強い販路開拓と品質管理の徹底が実り、絶滅の危機を乗り越えて、今では入手困難な希少品種としての人気を誇る。
「こみつ」は切らなくても、強い電灯や太陽で透かすと、密が透けて見えるほどだとか。蜜はさほど甘くないそうだが、この甘美な味わい、一度は試してみたいものだ。
価格:2,048円 |
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