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ほっぺをつまめるかがカギ! 日焼け止めでも防げない老化光線の影響

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突然ですが、ほっぺの皮膚をつまんでみてください。意外と人によってつまめる量がちがう! たくさんつまめる人はラッキー。ちょっとしかつまめない人はヤバイ...。

これ、「光老化しやすいかどうか?」のバロメーターになるんです。じつは近年、紫外線より怖い老化光線だとわかってきた「近赤外線」。一般の日焼け止めでは防げていなかったそうなんです。

■近赤外線って?

太陽光の熱エネルギーの10%以下である紫外線に比べ、50%をも占める近赤外線。医学博士、田中洋平先生は、著書『近赤外線ケア美肌術 いくら紫外線だけカットしても美肌にはならない』(光文社)のなかで、

「紫外線は皮膚の表面にしか届きませんが、近赤外線は皮膚の奥の筋肉にまで到達して、たるみやシワの根本的な原因となっている」

と、多量の近赤外線を浴びることに警笛を鳴らしています。

また、近赤外線はこたつやPCなどからも出ています。気休めに私はPCに近赤外線カットフィルムを貼りましたが、現代社会では「近赤外線浴びますか? それとも人間やめますか?」ぐらいの逃げ場のなさですよね。

■2センチつまめるかが運命の分かれ道?
あくまで目安ですが、ほっぺの皮膚の一番つまみやすい部分を軽くつまんで2センチありますか? 田中先生の著書によれば、

「2cmなければ皮膚が薄く、近赤外線の影響を強く受けるため、近赤外線カットが必要」※原文ママ

だそう。なにしろ筋肉まで弱らせる光線! 皮膚は厚いほど有利なんですね。ほっぺでタコ焼きをつくれる友人が羨ましい!

■近赤外線からお肌を守るには?
近赤外線にも着目した日焼け止めとして、田中氏のもと開発の『Dr.EVIZE』から「ヒカリエイジング メイクアップベース UV NIR」、また『ポーラ』から 「B.A ザ プロテクターS ※4月5日(土)発売」が登場。

しかしまだ、一般的な日焼け止めは近赤外線仕様につくられていませんし、遮熱効果のある日傘など、なるべく物理的に遮るのが現実的な対策です。

これまでも、日焼け止めを過信せず、日傘や帽子を併用してきた人の直感は正しかったといえますね。






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