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「スマホ中毒」から脱却法

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あなたは1日にどれくらいの時間スマホを利用していますか?

養命酒製造株式会社が行った、スマホを利用する15歳〜59歳の女性1,000名を対象に実施した調査によれば、1日の利用平均時間は3時間25分。なかでも10代・20代女性の場合、4時間を超えているそうです。

1日4時間といえば、1カ月で120時間。1年では1,440時間にも及びます。空いた時間にちょこちょこ利用しているだけのつもりだったのに、多くの人が実はかなりの時間をドブに捨てていることがうかがえます。

では、SNSやゲーム、ネットサーフィン等でついつい長引いてしまうスマホ利用時間を減らすにはどうすればいいのでしょうか? いきなり“スマホ断ち”というのは厳しいものがありますが、“まずはこれだけ”という小さなことから始めてみるといいかもしれません。

そこで今回は、川井筋系帯療法治療センターの院長・川井太郎さんの著書『スマホうつ』を参考に、“スマホ依存から脱却するちょっとしたアイデア5個”をお届けしたいと思います。



■1:通勤・通学中のスマホ利用を減らす

通勤・通学の電車やバスで、乗客が一様にスマホをいじっているのはよくある光景ですよね。この通勤・通学途中のスマホ習慣をやめてみませんか?

とくに、満員電車で無理な体勢になりながらスマホを操作するのは、首や肩、背中や腰、脚などさまざまなところに負担がかかり、体のゆがみの原因にもなるそうです。

まずは移動中にスマホを鞄から出さない。“毎日は難しい”という場合は、週に何日かだけでもいいので、通勤・通学中のスマホ利用を減らすことから始めてみましょう。



■2:疲れを感じたらスマホをやめる

気分転換にスマホを利用している人も多いでしょうが、スマホはリフレッシュになるどころか、かえって目や脳、首や肩の疲労につながります。

なので、「疲れたからスマホでもいじるか」というのは間違いです。「疲れたからスマホをやめよう」というのが正解です。



■3:就寝の30分前にはスマホをやめる

川井さんによれば、寝る直前までスマホをいじっていると、目や脳への強い刺激が残り、脳が興奮状態のままになってしまうとのこと。その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅く途中で目が覚めてしまったりと、不眠症、寝不足になりやすいそうです。

ですから、日中はともかく、就寝前のスマホ習慣だけはやめにしましょう。



■4:スマホの利用時間を計測する

ダイエットをするなら毎日体重を量るのと同じで、まずは自分のスマホ利用時間を把握することが大事です。例えば『脱スマホ中毒 – 依存症からの脱出』のような、スマホの利用時間を計測する無料アプリもあります。

まずは、1日の利用時間を計り、目標を決めて少しずつ時間を減らしていってはいかがでしょうか?



■5:ガラケーに戻す

上記1〜4すらも実行するのが困難、という場合には、もはやスマホから離れられない“スマホ依存症”に陥っている恐れがあります。

自分の意思ではどうにもできないという場合には、“スマホを使いたくても使えない”という状況を作りだすしかありません。となれば、思いきってスマホを解約してガラケーに戻すというのもひとつの手段です。



以上、“スマホ依存から脱却するちょっとしたアイデア5個”をお届けしましたがいかがでしたか? 「ちょっと使い過ぎかも」という自覚のあるかたは、まずは1〜4の手段を試してみて! それでもうまくいかなければ最終手段として5の“ガラケーに戻す”を実践してみましょう。

大切なあなたの人生をスマホに支配されてしまわないよう、上手にスマホと向き合いましょう。






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