2020年05月27日
ポケモンの歴史B
ブラック・ホワイト/ブラック2・ホワイト2世代(ウィッシュ地方)
パッケージを飾る伝説のポケモンはブラックがレシラム、ホワイトがゼクロムなど、かなりややこしい。BW2ではキュレムが合体した状態で表紙を飾っている。
準伝のポケモンは、コバルオン・テラキオン・ビジリオン・ランドロス・ボルトロス・トルネロス。幻のポケモンはビクティニ・ケルディオ・メロエッタ・ゲノセクト。
ゲームの舞台となっていると思しき場所は、日本を離れアメリカと推測される場所になっている。博士が初の女性であるアララギ博士であり、「あらら」が口癖。
ライバルはチェレンとベル。もっぱら、ベルの方が強いのは内緒である。
BWはこれまでのポケモンとは異なった斬新なやり方で作られたものであるが、実は初代ポケモンでNPCの女の子が言っていた「花柄のポケモンが出てきてほしい」といった旨の発言をしていたが、遂にムンナとムシャーナが花柄のポケモンとして登場している。
当時、金銀からポケモンのドット絵が動いていたが、BWでは登場時だけではなく常に動いているなど、手の入れ込みようが見える。そして対戦でトレーナーも動くようになっただけではなく、BW2ではマップ内でキャラクターは、上下左右にしか動いていなかったが斜めを向くなどの動きを見せている。なお、BW2は歴代ポケモンの中で最後のドット絵作品である。
これまで最弱であった虫・草タイプポケモンの大幅強化が目覚ましいが、トップメタの一員であるウルガモス(炎・虫)が登場したので、文字通り、焼石に水である。
そうして、これまで消耗品であったわざマシンが秘伝マシン同様、消費されなくなることなく、所持さえしていれば、いつでも使えるなど、かなりの改善行われた。
ジムリーダーとの闘いで、相手側のラストポケモン・ポケモンのHPが低くなると戦闘BGMが変わる点が特徴的。BW2ではBGMに歌詞が入るようになっている。
BWではじめて揺れる草むら(地面と水面も)が登場し、序盤の道路に突っ込むとはぐれメタルことタブンネと遭遇できる。この揺れる草むらは序盤のみに限らず、草むらでさえあれば、いつでも発生するが、揺れの地点によっては虫よけスプレーを使っても、たどり着けないところにも発生するため、目的のポケモンを入手する際はマップ移動にある程度の注意が必要である。時々、揺れる草むらが光ることがある。
BWにおいて印象的な人物が多く、その筆頭に上がるのは「N」の存在だろう。
BWでセリフはひらがなか漢字かのどちらかを選べる他、往来通りにセリフのスピードも選択することが可能だが、Nはその一番早い会話スピードよりも速く喋り、ライバルにしてラスボス的なポジションであるが、そこら辺で捕まえたポケモンを使っており、固定のポケモンはいない。
Nは、悪の組織であるプラチナ団の親玉にして黒幕であるゲーチスによって、拾われて育てられている。Nは生まれつきか、それとも幼少期野生児じみた環境でポケモンと接することによって、通常の人間にはできないポケモンとの対話が可能である。この能力はロケット団のニャース並みに、前代未聞の出来事である。
そのNの元へゲーチスが現れ、洗脳教育(人間に傷つけられたポケモンのみを意図的に子供部屋こと「Nの部屋」で接させる)を長年行っていた。
その甲斐あって、Nはポケモンを「トモダチ」と信じるようになり、ポケモンバトルを行わせる人間たちに嫌悪の感情を隠せないでいる。
プラズマ団の大まかな行動方針は、ポケモンバトルを行うトレーナーから人間を解放させることであるが、ゲーチスのみに限っていうなら「自分だけがポケモンを独占する」ことが目論見であり、ポケモンに対してトモダチだと思ってはいない。
BW2では、凍える世界で主人公を害をなそうとするなど、残虐性が歴代悪のリーダーとして際立つ(主人公の殺害はNの乱入により阻止され、その後、ゲーチスの配下であるダークトリニティから「なにもできない状態」と言われるほど精神的に参っている様子)。ちなみに、金銀時代のワタルはカイリューのはかいこうせんを人間にぶっ放している。
BWではポケモンコンテストは廃止したものの、ポケモンミュージカルが誕生する。
ミュージカルはポケモンにリボンやシルクハットなどの装飾品を装備させるものであったが、BW2ではポケウッドとして主人公がハリウッドよろしく銀幕デビューすることになる。
BW2ではホドモエシティでポケモンワールドトーナメントが開始され、歴代のジムリーダーやチャンピオンだけではなく、レッドと戦うことができる破格のサービスである。
BW2ではライモンシティ前に作られたマーケットでは、メッセージを記入することができ、ネット対戦やすれ違いなどにより、みさくら語などが入れ乱れる奇声の魔境と化した。ゲーフリーが正式に「ペラップ」を伝説のポケモンなどではないのに、禁止枠のポケモンにした理由が実感できた瞬間である。
また昼と夜以外に季節も導入され、春夏秋冬で外見が変わるポケモン(メブキジカ)などが登場するだけではなく、草の色が変わる点も特徴。季節によっては通れないところもあるため、季節が変わるたびに各地をうろうろしなくてはいけない。なお、ライモンシティの観覧車は事故案件そのものであり、BWでは夏に近寄らず、BW2では秋は避けるべきだと助言しておく。詳しくは「ナツメショック」を参照。
経験値はこちら側のレベルが高いほど得られる経験値が少なくなる。逆に、敵ポケモンのレベル差があれば多く経験値を得ることが可能であり、そのため、規格外の経験値を持つタブンネがレベル上げの標的にされた。
X・Y・Z世代(カロス地方)
Xの表紙にはゼルネアス、Yにはイベルタルが表紙を飾っている。伝説のポケモンは左記二匹とジガルデ。まぼろしのポケモンはディアンシー、フーパ―、ボルケニオン。
この世代で最も特徴的なのは、ポケモンが世界同時発売するなどの快挙を行っている他、キャラクターがドット絵からポリゴンへの移行、今まで5文字に限定されていたポケモンの名前が6文字になった点と、メガシンカの導入であろう。
カロス地方特有の御三家を博士からもらえるだけではなく、フシギダネ・ヒトカゲ・ミズガメといったポケモンを貰える点も特徴。物語中盤ほどで、最初のポケモンを貰える博士とも戦える点も、今までの作品と比べると異色になっている。
その他に、主人公の容姿が男女だけではなく、目・髪・肌の色まで変更可能であり、洋服などブティックで購入すれば、姿を変えることができる。肌の色は変えることは出来ないが、目はカラコン、髪はブティックでどうぶつの森のように様々に変更することができるようになった。
また、舞台がイギリスである所為か爵位なる階級があり、バトルシャトーで戦っていけば階級を上げることができる他、ジムトレーナーとも戦うことができる。
新しいタイプとしてフェアリータイプが追加されたが、新タイプの追加は金銀の「悪・鋼」以降である。
卵から生まれた通常、紅白のモンスターボールであったが、今作から♀側の入っているボールになるよう、性格や能力、技以外の遺伝を見せるようになっている。
ミラクル交換も導入され、運が良ければ伝説のポケモンや高個体値のポケモンも入手することが可能になったため、これまでの作品と比べて、厳選の難易度が下がったのも特徴。
ポケパレルの新要素により、マカロンと思わしき食べ物をポケモンに食べさせたりするのも特徴的。マカロンの他にポケパレルでは、様々なミニゲームをポケモンと一緒にできる他、タッチパネルで撫でるなどの行動が可能。ポケモンによっては(主にゴーストタイプ)撫でても、実体がない所為か触れることができない場合がある。
群れバトルやスカイバトルなど、これまでドット絵ではできなかったニュータイプの戦闘や、がくしゅうそうちのオンオフにより経験値が戦闘に出ていないポケモンにも振り分けられるようになった。
バケッチャの「小さい姿」、「普通の姿」、「大きい姿」などにより、能力の値が変動する点も特徴的だが、もっとも重要なのは、
ピカチュウの声優の大谷育江のボイスが付いた。
ポケモン初代のピカチュウ版でも声がついていたのだが、XYにおける破壊力はすさまじく、「ああ、電子音じゃないピカチュウなんだな」と実感する瞬間である。なお、ピチュー・ライチュウには声はついていない。
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