2020年05月25日
ポケモンの歴史(ゲーム編)
赤・緑・青・黄世代(カントー地方)
当時、発売されたゲームは「赤・緑」。シロクロ画像でモノクロ。後にコロコロコミックで限定版(マイナーチェンジ)の「青」が応募され、それから後、アニメを意識した黄(ピカチュウ版)が販売された。
表紙パッケージは、赤がリザードン、緑がフシギバナ、青がカメックス、黄がピカチュウといった具合に、金銀以降でんせつのポケモンが表紙を飾る中、御三家(草・炎・水の三タイプ。最初に貰えるポケモン)がパッケージやカセットに選ばれている点が特徴的。ちなみに初代ポケモンがアメリカで発売された際、「赤・青」が選ばれ、「緑」は店頭に並ぶことはなかった。「赤・青」の選点基準は、アメリカの国旗を意識したとのこと。
登場するポケモンの数は151匹。しかし販売当初のポケモンの数はミュウツーを入れて150匹でありミュウは、グレン島の屋敷の日記でその存在が確認される程度のものであり、ゲットすることは出来なかった。しかし、ゲーム開発が遊び心を発揮し、ゲームの余った要領内にミュウを加えた話は非常に有名。
ポケモンシリーズの原点であるだけあって、フリーザー・にらみつける
初代ポケモンは尾鰭背鰭ついているものの、ゲンガーにまつわる都市伝説(なかはしこうよう。ピクシー関連。鳴き声のスロー再生)が多いのも特徴的であるが、その当時ネットが一般家庭に普及していなかったのに、シオンタウンのBGMの怖さ、けつばんなど、子供達の中で共通認識になっていた点が特徴的。
ポケモンお馴染みの交換することで進化するポケモンもあり、通信ケーブルでゴーストを交換してゲンガーを入手する他、赤・緑の差分において、片方にしか登場しないポケモンがいるなど、ポケモン商法が確立している。
ピカチュウ版では、アニメでモンスターボールの中に入りたがらないピカチュウを意識して、連れ歩き機能が搭載された。最初に貰ったピカチュウは進化しない。ラブリーチャームな敵役であるムサシ・コジロウ・ニャースもロケット団として登場している。
原作におけるすごいところは、ほのおタイプの使い手であるカツラのジム施設において設計されたクイズの中で「しねしねこうせん」、ハナダシティから預かりボックスを開発したマサキの家に行く途中、絶対通らなくてはならないゴールデンボールブリッジと、その橋で全トレーナーに勝利すると貰えるシリーズ恒例の換金アイテム「きんのたま」、ロケット団がカラカラの母親であるガラガラを虐待死、サファリパークでポケモンに石を投げ付けることができる、図鑑の説明におけるインド象など、今のご時世過敏なクレーマーに見付かれば、どうなるか分かったものではない要素が多々ある。
ポケモンはカントー地方だけに限らず、現実における日本の都市に当て嵌めることが可能であり、マサラ(白)、トキワ(緑)、ニビシティ(鈍色)など色を当て嵌めている他、ジョーイさんやジュンサーさんなど一部例外があるものの、主要登場人物の名前は必ずといっていいほど植物の名前が用いられている。
またバッグは持ち物の数が制限されており、今のポケモンと比べて多くアイテムを所持できなかった。
徒歩スピードが遅く、ハナダシティにあるリサイクルショップで、クチバシティで貰えるチケットと交換しなくては入手することはできない。じてんしゃの値段は100万円であり、買い取ろうとしても、所持金の限度額が99万99999円といった具合で1円足りなく、大人しくチケットと交換した方が無難である。
ハナダシティのすぐ下には育て屋があるものの、レベル上げしかしてもらえない上、一匹しか預けることしかできない。
対戦面における初代での特徴点は、最初でヒトカゲを選んでいれば長期戦が必須な最初のジムリーダーのタケシと、二番目のジムで高レベルなスターミーを使うカスミに苦戦が強いられる。なお、最後のジム戦のボスはロケット団のリーダーであるサカキであるなど、色々特殊。
バトルにおいてその当時、むしポケモンは最弱といわれるほど弱く、エスパータイプのミュウツーに一応有利は取れるもの、スピアーにはサイコキネシス、バタフリーにはふぶきなどの技を覚えるほか、むしタイプの技が貧弱過ぎたため、効果はないに等しい。
なお、ミュウツーのふぶきは当たりやすく、一度凍ってしまえば一切抵抗できないため、一方的にボコボコにされる。後にふぶきの命中率が下がるなどの調整が加えられている(PPが5のため、命中率は20%。五回に一度あたるぐらいだが、運が悪ければ全て外れる。極稀に二回当たる場合もある)。
身動きが取れない技に関して、まきつく・ほのおのうずといった技があるが、初代以来のシリーズ作品では攻撃をじわじわ受けつつも、反撃することが可能である。
トキワシティから左側に移動すると、セキエイ高原があり全てのバッジをゲットしていた場合、四天王に勝負を挑むことが可能になる。通常、四天王戦を終えたあとにチャンピオンであるワタル(改造厨)に挑むことができるのだが、後にライバル(シゲル)が控えているため、事実上、六人抜きをしなくてはならない。
初代の作品はリメイク作品が多く、リーフグリーン・ファイアレッドが発売された。ブルーはなし。
スイッチ版では、ピカチュウ&イーブイ版で発売されている。ブルーはやはり、なしである。
金・銀・クリスタル世代(ジョウト地方)
ゲームボーイからゲームボーイカラーになったことで、モノクロからカラーになった。
パッケージは伝説のポケモンが飾っている。金はホウオウ、銀ではルギアといった具合になっているだけではなく、ホウオウは翼を上に向けているのに対して、ルギアは下など対の要素が強く出ている。クリスタル版では、準伝である徘徊ポケモンのスイクンがパッケージを飾っている。まぼろしのポケモンは、セレビィ。
初代では、草・水・炎・電気・ノーマル・虫・毒・地面・岩・氷・エスパー・格闘・ゴースト・ドラゴンのタイプがあったが、追加要素として「悪」と「鋼」タイプが加わった。
でんきタイプの使い手かと思いきや、実は鋼タイプ使いであったミカンちゃんやタイプ変更されたコイルの存在に、驚きを隠せない人がいたことだろう。全体的にジムリーダーのレベルは初代より下がったものの、三番目が鬼門となった。アカネのミルタンクは卑怯。
その他の新要素として、電話・木の実・ボングリ・ポケモンに持ち物・ラジオなど、様々なモノが加わっているが、一番新しく変わったのは、主人公の性別を選べるようになった点だろうか。
朝・夜のどちらかでしか登場しないポケモンと、イーブイをなつき進化させると昼はエーフィ、夜はブラッキーに進化する他、初代ではオスメスの存在はニドラン系統にしか存在しなかったが、一部例外はあるものの多くのポケモンに性別が加えられた。
おかあさんに貯金を頼むことができ、最初は「いいきずぐすり」などのアイテムがボックスに預けられる程度のものだが、貯金額が高額になると、自宅の自室にポケモンのぬいぐるみなどを買ってくれる。
また、ピチューやトゲピーなどのベイビーポケモンが加わり、遺伝技やたまごグループなどの発生。同じポケモンのオスメスを育て屋に預けていれば、たまごは誕生するものの、基本的に性別が不明であるメタモンを預けて、産ませたいポケモンを預けていれば自然に生まれるため、メタモンを預かりっぱなしにした人は多いと思われる。これは恐らくメタモンの「へんしん」で相手の姿に変えることができるためである。しかし、目だけはへんしんで真似出来ない。
また、カラーになったことにより、色違いのポケモンが加わった。恐らく、金銀プレイヤーで多くの人が一番最初に出会った色違いは、いかりのみずうみにいる赤いギャラドスではないだろうか。
また徘徊ポケモンに出会うと特定のBGMが流れるようになった。徘徊ポケモンは1ターンで逃亡するため、図鑑で居場所を特定して出会うといった方法が常套手段であるが、捕獲が非常に困難である。マスターボールを使えば一発でゲットできるが、伝説のポケモンがホウオウ(もしくはルギア)、スイクン・ライコウ・エンテイ、フリーザー・サンダー・ファイアーといった具合に多いので、簡単に使用することはできない。スイクン・ライコウ・エンテイ以外は逃亡することがないため、ハイパーボールを投げて粘ってゲットした方が良い。
また、過去作であるカントー地方に移動することができるだけではなく、四天王を倒せば、初代のジムトレーナーに勝負を挑むことができる。カントー地方ではグリーンがトキワシティのジムリーダーになっているが、じめんタイプで固めずオールマイティ型。
初代ではなかった、ハナダシティの川の中にあるはかいのいでんし(ミュウツーと関連あり)や、しろがねやま、モノレールなどが追加されている。ちなみにポケモン世界ではアルファベットは古代文字になっているアンノーン(24種)など、新しい事実が判明しており、ポケモンの世界観が固まりつつある。
なお、しろがねやまではレッドが最深部に存在しており、本作におけるラスボスである。しろがねやまのダンジョンで遭遇するポケモンのレベルは50〜ぐらいであるが、レッドが初手から出すのは、ピカチュウ(レベル81)かつその他ポケモンのレベルは平均70〜なので、初めての戦いで敗北した人は多いと思われる。
勝負に勝利した際、「・・・・・・」の後、姿を消すので『レッド=幽霊説』が有名になった。
リメイクであるハートゴールド・ソウルシルバーの作品はクリスタル版を加えた風であり、スロットやしぜんこうえんでのミニゲーム要素が追加。タンバシティの奥側では、金銀クリスタルではなかった、サファリパークが再登場。ピカチュウ版での連れ歩きが加わっている。
なお、セレビィを先頭に持ってウバメのほこらに行くとイベントが発生し、ロケット団のサカキの息子がシルバーだと判明するほか、コガネシティのラジオ乗っ取り事件の際、サカキはその場に行こうとしていたことが判明(主人公の妨害で行けなかった)。
なお、バトルフロンティアにおけるネジキは強敵。
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