2021年09月21日
マカオとジョマ
マカオとジョマとは、映画クレヨンしんちゃんヘンダーランドの大冒険に登場するラスボスである。
クールな人が好きらしく、ヘンダーランドの勇者をいとも簡単に倒した。ちなみにこのセリフは地味に敵幹部の前振りになっている。
しんのすけとのジョーカーをかけた追いかけっこは一見の価値あり。
飛ぶぞ……?
【内容】
・マカオ
金髪で丸刈りの人物。
魔法が使えるだけではなく、肉体面も鍛えられている他、バレエといった優美なダンスが得意。
ハイグレ股間の中から魔法のカード、スゲーナスゴイデスの呪文を唱えると能力を発動するトランプカードのジョーカーを持っている。トッペマに唯一盗まれずに大事に隠していたカード。
サスペンダーの伸縮性は異常であり、よく伸びて非常に頑丈。
しかし敗因の八割がサスペンダー。
・ジョマ
マカオとニコイチなのか、常に行動を一緒にとっている片割れ。髪の毛は黒で、ミッキーみたいな髪型をした方。
いくらでも小細工が出来るであろうババ抜きの勝負において、そういった卑劣な真似をせず、ひろしのみさえの喧嘩を窘めるような言動を行う。
二人の華々しい最後
マカオとジョマで一番語られるのは、
- 部下(ス・ノーマン)の生意気な態度に怒りを表すことはない
- 失態を犯し石化した部下を罰せず魔法で治す
- クレしんの中でトップレベルにヤバイ敵なのに公平さを重んじたルールで勝負を挑む
- 魔法に頼らず、純粋な肉体面での強さを持つ隙のなさ
- 両親の諍いを窘めるなど常識を持ち合わせる
- ババ抜きで長時間(朝)なるまで待つなどの忍耐強さ
- サスペンダーがよく伸びる
- しんのすけに直接的な暴力を出さず、カードのみを奪おうとした
- 最期に残された貴重な時間をマカオとジョマが謎のポーズを消えて消失する
など、他の悪役とは一線を画す存在として君臨している。
最初の出番・部下への命令・ダンス勝負・見せ場である追いかけっこといったあらゆる要素を含めて、体感時間は30分ほど鑑賞した気分になるが、実際の登場時間は15分にも満たない非常に短いモノとなっている。
マカオとジョマはそれだけキャラクターが濃く、たとえ15分程度の短い時間でも濃厚な時間を過ごしたと言えるのだろうが、妙な人気を誇っており、カリスマ性があるものだと思われる。
個人的にポイントが高いのは、ピンチ時といったいざという時、だみ声ありありの声を出すこともなく、逆に男に迫るような女を見せつけるような素振りもなく、あくまでオカマという単一の性別でのみ描写されており、非常に強烈なキャラクター性を出したものだと思われる。
正しく二人だけの世界。
まあ、率直な意見を出すなら、出演時間が短かっただけで必要不可欠な部分がカットされているだけかもしれないが。
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