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2021年02月23日

話題の格安PCR検査 1,980円のPCR検査を受けてみました・・・


ウイルス1.jpg

 新型コロナウイルスが昨年1月に国内で初めて感染が認められてから1年が経ちます。ダイヤモンドプリンセスでの感染拡大を契機に、観光バスや屋形船でのクラスターがニュースの1面を飾りだしましたが、それでもまだどこか他人事の雰囲気もありました。

 そんな中、志村けんさんや女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスに感染し亡くなり、「新型コロナウイルス」への恐怖心と警戒心が国民の中に一気に高まり、その後、緊急事態宣言が発令されて以降は、これまでの生活スタイルが一変しました。

 3月、4月と感染者数が増える中、PCR検査数も圧倒的に少なく、体調が悪くてもPCR検査を受けるのに大きなハードルがあり、隠れ感染者も少なくなかったことも想定され、多くのメディアでも問題点として取り上げられました。

 その後、検査数は増えたものの、夏以降に問題となった「無症状感染者」が知らない間に感染源となって拡大させているといった現状が浮き彫りになりました。しかし年齢に関係なく何かしらの症状がなければ病院に行くこともないし、新型コロナウイルスでも例外ではないため、相当数の「無症状感染者」がいることは安易に想像できます。若い世代は特に持病がない限り元気なため、無症状なら気付かないうちに感染者となることは大いにあり得るわけです。
 
 私のように還暦間近になると、あちらこちら何かしらの体調変化が日常的にあり、コロナなのか何なのかわかりません。高血圧なので薬も飲んでいるものの、寒い時期は血圧も上昇するため、様々な症状も出安くなります。幸い、新型コロナウイルスの代表的な症状である「発熱」「せき」「味覚嗅覚障害」などはないですが、前述のように加齢による体調変化が日常的にあるため、感染していないとも言えないわけです。
 仕事のエリアが東京都内を中心とした首都圏なので感染確率はかなり高いです。リモートでも仕事はできますが、それでも必要最低限の仕事はあるので、もし感染していれば相手先にも、仕事仲間にも迷惑をかけてしまう事にもなりかねません。年齢的にも感染したら重症化する可能性も覚悟しなければならないでしょう。
 
 インフルエンザと決定的な違いは治療法が確立していないことです。インフルエンザは何度か罹患したことがあり、2〜3日はとても辛いですがタミフルなどの投与で概ね1週間程度で回復できます。ところが新型コロナウイルスには有効な治療法もありません。神経質になりすぎることもないですが、自分が感染しない努力は必要でしょう。マスク、手洗いは必須なのですが、やはり検査ができるならやっておきたいところです。

新型コロナウイルス無症状者を対象にした手軽にできる格安PCR検査
 
 そこで今回、自身の感染有無の状況を把握するため、昨年12月に誕生した1,980円のPCR検査を受けてみました。(株)SS Dnaformが提供する神奈川県衛生研究所と理化学研究所が共同で開発したSmartAmp(スマートアンプ)法という検査で、自身の唾液を採取すると翌日に検査結果がメールで送られてきます。
 
 申し込んだのが昨年12月16日。予約が殺到しておりこの段階で予約が取れたのが今年1月6日。およそ3週間待ちでした。ネットから会員登録し申し込む。支払いはクレジットカードのみで申し込みの段階で即時決済され、受付完了メールが届きます。そこに記載のバーコードを検査当日に読み込んで検査を受けます。

 
 検査当日、予約時間の10分前に検査会場に到着。受付でバーコードを読み取ってもらうと検査キッドを受け取り検査ルームへ。綿棒を舌の中央部分にのせて30秒ほどくわえて唾液を吸着させたら試験管に入れて蓋をし、提出して終了。
 受付から検査終了まで10分程度です。予約は10分刻みのようですが、受診者で密になることもなくとてもスムーズ。後は、翌日の検査結果メールを待つばかりです。

 

検査翌日の1月7日の15:33分にメールで結果が届きます。検査から24時間後です。不安を感じながら結果をみました。

『陰性』

最初に感じたこと。「ほっとした」

 くしくも検査結果が出たこの日(1月7日)、昨年に続いて2回目の緊急事態宣言が発令され、東京都では2,447名の感染者が出ました。どこまで宣言の効果があるかはわかりませんが、自分でできることは自分で対策をするしかないのでしょう。

 陽性の場合は適切に対応してくれるようですが、今回はお世話にならずに済んだのは何よりでした。
ただ、これはあくまでも検査当日の段階での結果にすぎません。価格がリーズナブルなので、今後も定期的に行って自己管理に努めたいと思います。

 1回目の検査結果が出た後、10日後程度してから、今度は郵便検査を受けました。申し込んで3日後に自宅に検査キッドが届きました。1回目の検査でやり方はわかっていたので3分程度で唾液摂取は終了。同封されてきた返信用の専用封筒に入れてポストへ投函。検査キッドが検査機関に到着した翌日にメールで結果が届きます。検査費用は2,970円+実費での送料120円がかかるため来場検査よりも割高にはなりますが、地方在住の方などには手軽にできる検査方法ではと思います。

2回目も『陰性』でした。

 ※陽性の場合は検査機関にて提携医療機関を紹介してもらえるなどの適切な対応をしてくれるそうです。
採取方法.jpg




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恋愛、結婚、離婚、子育て、債務整理、うつ病、男性更年期障害など楽しいことも嬉しいことも、辛いことも悲しいこともたくさんありましたが、シニア世代を迎えて、死ぬ時に「10勝9敗で少しだけ勝ち越せた人生で良かった!」と思えるようにいきたいと感じるよになりました。
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