2014年05月06日
映画史上最悪のキャラ大友勝利「仁義なき戦い広島死闘編」1
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深作欣二監督の「仁義なき戦い」は東映やくざ映画が任侠路線から実録路線へ変わった記念しべき作品である。
第二作である「仁義なき戦い広島死闘編」は、このシリーズの主役である広野晶三は狂言回しで殺人鬼こと山中正治(北大路欣也)が
主役である。山中のモデルは第一次広島抗争で大暴れした山上光治である。
映画は山中戦後の闇市で村岡組のショバの食堂で無銭飲食したところをテキヤの大友勝利(千葉真一)に捕まりリンチを受けること
から始まる。
食堂の奥からヌット現れた大友は、青竹を包丁で割って尖らせ山中に突きつける。サングラスにアロハシャツ、口に長い
楊枝を加えた姿はそれまで「キーハンター」などでのさわやかなイメージだった千葉のイメージを一変させた。
大友の役はもともと北大路が演じるはずだったのが、北大路が断り千葉にお鉢が回ってきたのである。
が結果的に大友の役をやったことは正解だった。下品で異常なまでに暴力的な大友は千葉以外に考えられない。
大友一派にリンチを加えられ山中は殴られながら「おどれらの顔を覚えといてあとで一匹づつぶち殺してくれやるぞ」
と絶叫する。映画では青竹で殴られるが実際は山上はコメカミをピッケルを撃ち込まれ生涯穴が空いたままだったらしい。
仮死状態に陥った山中を救ったのは、広島暗黒街を仕切る博徒村岡組であった。
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