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2017年04月28日

「暁の用心棒」トニーアンソニー、フランクウォルフ、マカロニウエスタン

1967年製作のマカロニウエスタン「暁の用心棒」は昔はよくテレビ放映されていた。

私も「土曜洋画劇場」か「日曜洋画劇場」だったかどちらかで初見した気がする。

砂ぼころりが舞うような西部のゴーストタウンによそ者がフラッと立ち寄る。

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ひげ面のよそ者(トニーアンソニー)は、ポンチョをまといつぶれかけた酒場のようなところで勝手に酒を

飲むが山賊に呼び止められて町から出てゆくように言われる。よそ者は言うことを聞くふりして


山賊を撃ち殺す。

ちょうどそのとき山賊の首領アギラ(フランクウウォルフ)は、金貨を搬送して町にきた

メキシコ軍の一向をだまし討ちして皆殺しにする。よそ者は一部始終を見ていたが、そのとき


アメリカ騎兵隊が金貨の受け取りのために町へ来る。よそ者は騎兵隊の制服を着て山賊と

騎兵隊の間に立って交渉する。さしもの騎兵隊も多勢に無勢で山賊の包囲の前に立ち去る。

よそ者は交渉の成功の見返りに金貨の分け前をもらおうとするが、アギラは裏切りよそ者を

殺しにきたのだ。

しかしよそ者はアギラの愛人の慰みものになるところを抱くふりをして女の頭を床にたたき

つけて殺して逃げだすのだった。

そして金貨を奪い取り土地の若い女の家にころがりこむ。しかしアギラは執拗に追いかけて

きて二人を殺そうとする。だがよそ者は女の家に置いていた二連装のショットガンで

大反撃して一人また一人とアギラの子分を打倒していく。

そして機関銃で攻撃してくるアギラと最後の対決の時が来た・・・

この作品はシチュエーションは「荒野の用心棒」のパクリであり山賊と風来坊の設定も

そっくりで決闘シーンも武器こそ違えどそのままである。

また主演のトニーアンソニーは背も低くハンサムでもないのであまりかっこよくはない。

しかしそれでも最後まで見てしまうのは、展開が早く見せ場も多いからだろう。

トニーアンソニーが敵を倒すときに、歩数を数えながら敵の動きを予測したり、酒場のドアを

開けて音を出して敵を罠にはめるなど随所で工夫がみられるのだ。また暗闇での銃撃戦もマズル

フラッシュの連続はかなり迫力があった。

そして荒野の用心棒のイーストウッドにあたるのがアンソニーで、ジャンマリアボロンテの役どころが

フランクウォルフだろう。

ウォルフが使用する機関銃も奇妙なもので弾帯はあるが、排莢するわけでもない変な構造である。

この作品はヒットしてシリーズ化され、欧米ではストレンジャーシリーズとして知られている。

そして第三作は幕末の日本を舞台にしており、トニーアンソニーは撮影のために京都に来ている。

トニーアンソニーは芒洋たる風貌だがインテリであり、名門のカーネギーメロン大学を卒業

しているらしい。

また音楽が第一テーマと第二テーマがあり、ギターソロの哀愁のある第一テーマと

電子楽器を使った第二テーマが全編を通じて流されている。音楽はベネデット・ギリアで

「続さすらいの一匹狼なども手掛けている。監督はヴァンスルイス。

私の好きなマカロニの1本である。


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