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2017年04月22日

「カジュアリティーズ」マイケル・J・フォックス、ショーンペン

1989年製作のアメリカ映画「カジュアリティーズ」はベトナム戦争での米軍の犯罪事件を描いた

戦争映画である。主演は「バックトウザフィーチャー」で有名になったマイケルJフォックスで

苦悩する新兵を演じている。

エリクソン(マイケル・J・フォックス)は、他の若者と同じように徴兵されベトナムのジャングル

で敵と戦っていた。ある日ベトコンの襲撃で穴に落ち危ういところを軍曹のミザーヴ(ショーン・ペン)

に助けられる。

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次第に戦場になれたエリクソンだったが、突然の敵の攻撃で陽気な同僚の黒人ブラウンを失う。

ブラウンは帰国が決まった直前だった。

敵に憎しみを倍増させた軍曹は村を襲撃し、一人の少女を連れ去り仲間とともにレイプした。

エリクソンは反対するが上官の命令には逆らえなかった。エリクソンはレイプには加担しなかったが

止めることができず悔いていた。

そしてある日少女と二人になったとき少女に逃げるように仕向けたが、同僚に見つかったしまう。

軍曹は少女を戦闘地域の連れていくるように部下に命令するが、そこでベトコンの攻撃を

受ける。少女が足でまといになり、軍曹は部下に銃剣で殺害させようとする。しかしなかなか死なず

ついに機関銃掃射で命を奪う。

軍曹に殴られて意識を失ったエリクソンは病院に収容され、そこで事件のことを上官に報告する。

しかし返ってきた答えは意外なものだった・・・

マイケルJフォックスはシリアスな演技でよく好演している。上官役のショーンペンも

「コードネームはファルコン」のへたれ演技とはうって変わったサイコぶりである。

戦争での異常心理や人間の残酷さを描いたいい作品である。後味が悪いが戦争の現実とは

このようなものだろう。監督はブライアンデパルマ。監督はエンニオモリコーネ。

この映画は実際にあった事件を元にしている。映画を見てふと思った。あのコンクリート女子高生

殺人事件とそっくりだ。
posted by ハヤテ at 17:05| 戦争映画
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