2016年06月07日
「大忠臣蔵1971年 1 」三船敏郎、渡哲也
「忠臣蔵」といえばあまりにも有名で、.戦前から繰り返し映画化、ドラマ化されてきた定番の時代劇である。
1971年製作のテレビドラマ「大忠臣蔵」は三船プロがNET(現在のテレビ朝日)と組んで作った空前の時代劇
ドラマである。私が多感な思春期に放映されていたこともあり、忠臣蔵といえばこの三船敏郎が大石内蔵助に
扮したこのドラマを思い出すほど印象深いドラマである。
前話で52回という民放では空前のスケールで作られた大河ドラマであり、NHK以外でこれだけのスケールで
作られた大河は存在しない。
1話は赤穂の領民に慕われる浅野長矩(尾上菊之助)と妻阿久里(佐久間良子)夫婦と大石内蔵助(三船敏郎)
を兄のように慕うほのぼのとした光景が描かれる。
しかし元禄のこの年には日食が起きて行く手に不吉な前途が予言されるのだ。
内匠頭が幕府から勅使饗応役に選ばれたことからこののんびりした赤穂藩の武士たちの運命が狂い始めるのだ。
私は以前赤穂を訪れ浅野家菩提寺の花岳寺と大石神社も訪れ、義士たちの遺品などの展示物を見学して
この事件の生生しさが蘇った。
忠臣蔵とは赤穂浪士たちが起こした元禄赤穂事件を元にした歌舞伎を中心とした物語であって赤穂事件
そのものではない。しかし物語の元になった様々なエピソードは現実にあったことも多く、武士の考えを反映して
いることも確かだろう。
大石と敵対する立場の上杉15万石の家老千坂兵衛に丹波哲郎が扮し、準主役的な堀部安兵衛には
渡哲也を迎えた重厚な布陣となっている。
音楽を先ほどなくなった富田勲が担当してるのがよりドラマのスケール感をアップさせるのに効果が
あったといえる。なんとかサントラが出ないものだろうか。
1971年製作のテレビドラマ「大忠臣蔵」は三船プロがNET(現在のテレビ朝日)と組んで作った空前の時代劇
ドラマである。私が多感な思春期に放映されていたこともあり、忠臣蔵といえばこの三船敏郎が大石内蔵助に
扮したこのドラマを思い出すほど印象深いドラマである。
前話で52回という民放では空前のスケールで作られた大河ドラマであり、NHK以外でこれだけのスケールで
作られた大河は存在しない。
1話は赤穂の領民に慕われる浅野長矩(尾上菊之助)と妻阿久里(佐久間良子)夫婦と大石内蔵助(三船敏郎)
を兄のように慕うほのぼのとした光景が描かれる。
しかし元禄のこの年には日食が起きて行く手に不吉な前途が予言されるのだ。
内匠頭が幕府から勅使饗応役に選ばれたことからこののんびりした赤穂藩の武士たちの運命が狂い始めるのだ。
私は以前赤穂を訪れ浅野家菩提寺の花岳寺と大石神社も訪れ、義士たちの遺品などの展示物を見学して
この事件の生生しさが蘇った。
忠臣蔵とは赤穂浪士たちが起こした元禄赤穂事件を元にした歌舞伎を中心とした物語であって赤穂事件
そのものではない。しかし物語の元になった様々なエピソードは現実にあったことも多く、武士の考えを反映して
いることも確かだろう。
大石と敵対する立場の上杉15万石の家老千坂兵衛に丹波哲郎が扮し、準主役的な堀部安兵衛には
渡哲也を迎えた重厚な布陣となっている。
音楽を先ほどなくなった富田勲が担当してるのがよりドラマのスケール感をアップさせるのに効果が
あったといえる。なんとかサントラが出ないものだろうか。
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