2015年11月26日
「戦雲アジアの女王」川島芳子高倉みゆき新東宝
「戦雲アジアの女王」は、新東宝末期のころの冒険活劇歴史映画で、男装の麗人と呼ばれた川島芳
子の半生を描いた作品である。
主人公の芳子に、.高倉みゆきが、その恋人で同志の山野大尉に高島忠夫が扮している。
清朝皇族の第14王女として生まれた愛親覚羅顯㺭(あいしんかくらけんし)は、幼い頃
清朝の軍事顧問だった川島浪速(江川宇礼雄)の養女となり、川島芳子となった。
養父浪速は、東亜団結のため芳子を蒙古王と政略結婚させようとしたのだ。だが芳子には思いを寄せる恋人
がいた。乗馬を芳子に教える山野大尉である。しかし山野の上官田代少佐(丹波哲郎)は二人の仲を引き裂く
ために山野を満州へと転勤させた。芳子は父の説得に応じ東洋永遠の平和の
ために蒙古に嫁ぐことを承諾する。
しかし結婚式の日に敵対する馬賊の襲撃を受けて夫の蒙古王は死んでまう。
芳子は、王に代わって金司令を名乗り3000名の部下を擁する安国軍の指揮官となったのだ。
芳子は、馬賊の兵器弾薬ルートをさぐるべく、部下をつれて探索に出るが不覚にも囚われの身となる。
芳子が敵の牢屋に投獄されたとき、偶然にも隣の房に山野大尉がいた。山野は特務機関に属していて
滿蒙で秘密工作についていたのである・・・
映画と実際は違い夫の蒙古王は死んだのではなく離婚している。
映画では、大軍を率いて大活劇を演じるが、現実は上海事変や満州事変などでの謀略活動が中心だった。
この作品では芳子をかなり美化して描いているが、実際は日中両国の政争の道具にされた哀れな
女性というのが現実である。
丹波哲郎演じる高島忠夫の上司が憎らしい役で新東宝時代の丹波はこのような悪役が多かった。
B級活劇として見るのはまあまあの出来ではないだろうか。監督は、野村浩将。
ウルトラQの江川宇礼雄も印象深い。また高倉みゆきの軍服姿が凛々しい。
子の半生を描いた作品である。
主人公の芳子に、.高倉みゆきが、その恋人で同志の山野大尉に高島忠夫が扮している。
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清朝皇族の第14王女として生まれた愛親覚羅顯㺭(あいしんかくらけんし)は、幼い頃
清朝の軍事顧問だった川島浪速(江川宇礼雄)の養女となり、川島芳子となった。
養父浪速は、東亜団結のため芳子を蒙古王と政略結婚させようとしたのだ。だが芳子には思いを寄せる恋人
がいた。乗馬を芳子に教える山野大尉である。しかし山野の上官田代少佐(丹波哲郎)は二人の仲を引き裂く
ために山野を満州へと転勤させた。芳子は父の説得に応じ東洋永遠の平和の
ために蒙古に嫁ぐことを承諾する。
しかし結婚式の日に敵対する馬賊の襲撃を受けて夫の蒙古王は死んでまう。
芳子は、王に代わって金司令を名乗り3000名の部下を擁する安国軍の指揮官となったのだ。
芳子は、馬賊の兵器弾薬ルートをさぐるべく、部下をつれて探索に出るが不覚にも囚われの身となる。
芳子が敵の牢屋に投獄されたとき、偶然にも隣の房に山野大尉がいた。山野は特務機関に属していて
滿蒙で秘密工作についていたのである・・・
映画と実際は違い夫の蒙古王は死んだのではなく離婚している。
映画では、大軍を率いて大活劇を演じるが、現実は上海事変や満州事変などでの謀略活動が中心だった。
この作品では芳子をかなり美化して描いているが、実際は日中両国の政争の道具にされた哀れな
女性というのが現実である。
丹波哲郎演じる高島忠夫の上司が憎らしい役で新東宝時代の丹波はこのような悪役が多かった。
B級活劇として見るのはまあまあの出来ではないだろうか。監督は、野村浩将。
ウルトラQの江川宇礼雄も印象深い。また高倉みゆきの軍服姿が凛々しい。
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タグ:川島芳子、江川宇礼雄、
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