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2015年08月20日

松たか子加藤あい長澤まさみ「広島 昭和20年8月6日」

2005年8月にTBSで放送された広島の原爆投下直前の産業奨励館近くで旅館を営む三姉妹の日常を描いた

「広島 昭和20年8月6日」は原爆の恐怖と何気ない日常が一挙に地獄へ変わる不気味さを描いた良作である。

2005年の夏、広島平和記念公園の前で修学旅行の高校生の前で初老の語り部の男(西田敏行)が原爆のことを語り始めたが

高校生たちは教科書に書いてあるような話は退屈で不満を漏らすものまでいた。そこで男は趣向を変えて

産業奨励館近くの旅館の若き三姉妹のことを話始めた。矢島家の長女しのぶ(松たか子)はしっかりもので父母亡き後の

旅館を切り盛りし妹や弟の面倒まで見ていた。しかしどこかひとりで重荷を背負っているようで姉妹や弟から

見れば辛そうに思えた。二女の信子(加藤あい)は戦争に懐疑的な代用教員をやっていて三女の女学生真希(長澤まさみ)は日本の勝利

を信じる軍国少女で二女とは喧嘩ばかりしていた。その喧嘩にしのぶが加わって争いが絶えなかったのであ

る。

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しかし、真希は昔バレリーナを目指したこともありしのぶや信子も心を寄せる恋人がいた。

そんな姉妹の争いに末っ子のとしあきは心を痛めていたが、教練で教官にいじめ抜かれ半ば強制のように

航空学校に志願することになる。としあきは愛犬のゴローの面倒を姉妹に託し出征する。

慌ただしく毎日を過ごしていた姉妹たちは、信子が反戦発言をした疑いで憲兵隊に拘束されたり、真希が

朝鮮人の同級生をかばったことで、軍に追われたりした。

こうやって広島の毎日は淡々と過ぎてゆくが、思いもよらぬ悪魔が迫りつつあった・・・

戦時中とはいえ、広島は空襲もほとんどなかったこともあり、以外に民衆は平凡に暮らしている風景が

描かれているが、一方軍が威張り散らしていたり、竹槍教練といったエピソードも織り込まれていて

生々しい。当時の広島の建物なども忠実に再現されていていいのだが、加藤あいや長澤まさみが小奇麗

すぎるのがたまにキズである。

主演の松たか子の演技はさすがである。広島の空襲がほとんどなかったのは、最初から原爆投下の候補に

上がっていたため最大限の効果を知るためわざとアメリカは空襲しなかった。

また、原爆投下直前に一度ダミーの空襲警報を出させて、一旦警戒をとかせ無防備の市民に原爆を浴びせた

のは悪魔そのものである。

ラスト近くで、しのぶの恋人役の國分太一が黒い雨の中で号泣するシーンが忘れられない。

産業奨励館とは戦後原爆ドームとして知られるようになった建物である。

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posted by ハヤテ at 14:31| テレビドラマ
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