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2015年08月16日

サザン・コンフォート〜ブラボー小隊 恐怖の脱出

1981年の「サザン・コンフォート〜ブラボー小隊 恐怖の脱出」はB級映画ながらいろいろと考えさせる

映画である。主人公はルイジアナ州の州兵たちで、州兵とはアメリカ正規軍でなく普段他の仕事をしていて

定期的に訓練するパートタイムの兵隊である。

この州兵たちが、ルイジアナの湿地帯で軍事訓練中に沼地に迷い込み、見えない敵に狙い撃ちにされて

恐怖を味わいそこから脱出するまでの物語である。

始めのあたりは、訓練のあとの女を抱く卑猥な会話で盛り上がったりいかにも程度の低い粗野な男たちの

たわいのない話が続く。

しかし、ブラボー小隊が楽をしようと原住民のカヌーを失敬して沼地を脱出しようとしたときに恐怖の狩りが

始まったのである。

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兵隊のひとりが向こう岸の原住民に向かって空砲を撃ったとき原住民が反撃で指揮官のプール軍曹を射殺したのだ。

恐怖におびえる小隊、しかし見えない敵に襲われる恐怖からか、原住民の罠にかかって死ぬ黒人兵や

ナイフ格闘で同士討ちするものたちと次々に仲間を失ってゆく。

そんな中でもベテランのスペンサー(キースキャラダイン)とテキサス出身の兵隊の二人はかろうじて

町へ向かうトラックを見つけて分乗し、町へ向かう。しかしついた場所は原住民たちの町だった・・・

主人公は、兵隊だが戦争映画ではなくパニックホラー映画というべきか。

アメリカ兵の原住民に対する異常なまでの差別意識と偏った正義感が見て取れる。

登場する銃器も、M16を始め、カービン銃レミントンとバラエティにとみガンマニアも喜ぶだろう。
しかし、こんな沼地での撮影は俳優もスタッフも大変だったろうと思う。

ビデオ化されたときの題名は「ダーティーアーミー対決悪魔のカルト集団」である。

監督は、ウオルターヒル、音楽はライクーガー。

ケイジアンと呼ばれる原住民は、フランス系カナダ人の末裔でルイジアナに移住してきた独特の文化を持つ民族である。

料理ではジャンバラヤが有名である。

それにしてもアメリカ兵の独善性と野卑な態度は驚きでイラクやアフガンで嫌われたのも無理はない。

イラク戦争以降、州兵はフルタイム勤務となることがほとんどだという。
posted by ハヤテ at 14:56| パニック
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