2012年03月07日
凶悪犯の軌跡TATTOO<刺青>あり
1979年大阪で希に見る凶悪犯罪があった。30歳ぐらいの男が三菱銀行北畠支店へ猟銃を持って
立てこもり警官や行員を射殺した事件である。
犯人の名は梅川昭美と言った。梅川は強盗をするため銀行へ押し入ったのだが、予想に反して警官が早く駆けつけたたため、銃撃戦となりそのまま立てこもったのだった。
この事件をピンク映画出身の高橋伴明が目をつけて映画化したのである。
梅川に扮するのが、ミュージシャンの宇崎竜童で適役である。顔が似ているわけではないのだが、
どこか梅川の凶悪で投げやりな雰囲気をうまく表現している。
梅川の愛人はあの鳴海清の愛人だったという。映画では後の伴明の嫁になる関根恵子が扮している。
梅川は、大藪春彦の小説に主人公にあこがれていて、猟銃免許を取得していた。
そのことが仇になり凶悪事件の遠因となったのである。
また、梅川は少年時代に殺人事件を起こしていて当時の判定で「矯正不可」となっていた。
しかしこの事件を起こすまで特に大きな問題を起こすこともなく市民生活に溶け込んでいた。
「30歳までどでかいことやってたるんや」が口癖でほら吹きの反面に妙に律儀なところもあったらしい。
事件当時取り立てやをやっていたらしいが、年齢からくるあせりからこの事件を起こした可能性は高い。
チロルハットをあみだにかぶり、ミラーグラスにタトーを入れたチンピラ丸出しの風体の宇崎は梅川
そのものであった。
関西弁も嘘の関西弁ではなく完璧に近い。
映画の最後に流れる「ハッシャバイシーガル」は名曲で宇崎自身が歌っている。
梅川は最後にSATに射殺されるのだが、映画は銀行へ突入するところで終っている。
立てこもり警官や行員を射殺した事件である。
犯人の名は梅川昭美と言った。梅川は強盗をするため銀行へ押し入ったのだが、予想に反して警官が早く駆けつけたたため、銃撃戦となりそのまま立てこもったのだった。
この事件をピンク映画出身の高橋伴明が目をつけて映画化したのである。
梅川に扮するのが、ミュージシャンの宇崎竜童で適役である。顔が似ているわけではないのだが、
どこか梅川の凶悪で投げやりな雰囲気をうまく表現している。
梅川の愛人はあの鳴海清の愛人だったという。映画では後の伴明の嫁になる関根恵子が扮している。
梅川は、大藪春彦の小説に主人公にあこがれていて、猟銃免許を取得していた。
そのことが仇になり凶悪事件の遠因となったのである。
また、梅川は少年時代に殺人事件を起こしていて当時の判定で「矯正不可」となっていた。
しかしこの事件を起こすまで特に大きな問題を起こすこともなく市民生活に溶け込んでいた。
「30歳までどでかいことやってたるんや」が口癖でほら吹きの反面に妙に律儀なところもあったらしい。
事件当時取り立てやをやっていたらしいが、年齢からくるあせりからこの事件を起こした可能性は高い。
チロルハットをあみだにかぶり、ミラーグラスにタトーを入れたチンピラ丸出しの風体の宇崎は梅川
そのものであった。
関西弁も嘘の関西弁ではなく完璧に近い。
映画の最後に流れる「ハッシャバイシーガル」は名曲で宇崎自身が歌っている。
梅川は最後にSATに射殺されるのだが、映画は銀行へ突入するところで終っている。
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