2014年06月13日
ソ連製ホラー映画「妖婆 死棺の呪い」
旧ソ連と言えば社会主義の国で堅苦しいイメージがあるが、1967年の「妖婆死棺の呪い」は珍しいソ連製ホラー
映画である。舞台は中世のウクライナ、神学校の学生ホマー(レオニード・クラヴレフ)は、休暇をもらい仲間と帰省を急ぐが、無人の荒野でやっと小屋を見つけ留めて
もらうことになるが、小屋の主人の老婆(ニコライ・クトゥーゾフ)は、ホマーに迫り恐怖に怯えるホマーの肩に飛び乗った。
老婆は妖力でホマーを操り一緒に空中高く舞い上がるのだった。
ホマーが必死に神に祈り、救いを求めると一瞬老婆の妖力は衰え二人は地上へ落下した。
恐怖と憎しみで、ホマーは老婆の持っていた箒を奪い力まかせに打ち据えた。老婆はひん死の重傷だったが
不思議なことに老婆は若い美女(ナターリヤ・ワルレイ)へ変身したのである。
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ホマーは、神学校に逃げ帰ったが、校長に呼ばれ何事か赴くと、村の地主が、非業の死を遂げた娘のために三日三晩
ホマーに祈祷してほしいというのである。
ホマーは戸惑い断るが、校長と地主の命令は有無を言わさぬものでホマーはしぶしぶ引き受けた。
古い教会に閉じ込められ、娘の横たわった棺の横で必死に祈るホマー、すると死んだはずの娘が突然立ち上がって
ものすごい形相で迫ってきた。娘の顔を見ると老婆から変身したあの娘だった。
ホマーは白墨で聖なる円を書き祈祷すると妖魔はホマーの姿が見えず、そのうち遂に夜があけ妖魔は退散し
恐怖の一夜は終わったのだが、ホマーはまだ約束の二日が残っていた・・・
ニコラーゴーゴリの短編小説「ヴィー」が原作のこの映画はソ連映画とは思えないほどファンタジックに仕上がっている。
しかし、因果応報的世界観を持っている日本人からすると。善良なホマーがなぜ妖魔にとり付かれるのか理不尽な気
がする・・
鷲鼻の老婆も若い娘の狂気じみた目つきも怖い。
映画である。舞台は中世のウクライナ、神学校の学生ホマー(レオニード・クラヴレフ)は、休暇をもらい仲間と帰省を急ぐが、無人の荒野でやっと小屋を見つけ留めて
もらうことになるが、小屋の主人の老婆(ニコライ・クトゥーゾフ)は、ホマーに迫り恐怖に怯えるホマーの肩に飛び乗った。
老婆は妖力でホマーを操り一緒に空中高く舞い上がるのだった。
ホマーが必死に神に祈り、救いを求めると一瞬老婆の妖力は衰え二人は地上へ落下した。
恐怖と憎しみで、ホマーは老婆の持っていた箒を奪い力まかせに打ち据えた。老婆はひん死の重傷だったが
不思議なことに老婆は若い美女(ナターリヤ・ワルレイ)へ変身したのである。
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ホマーは、神学校に逃げ帰ったが、校長に呼ばれ何事か赴くと、村の地主が、非業の死を遂げた娘のために三日三晩
ホマーに祈祷してほしいというのである。
ホマーは戸惑い断るが、校長と地主の命令は有無を言わさぬものでホマーはしぶしぶ引き受けた。
古い教会に閉じ込められ、娘の横たわった棺の横で必死に祈るホマー、すると死んだはずの娘が突然立ち上がって
ものすごい形相で迫ってきた。娘の顔を見ると老婆から変身したあの娘だった。
ホマーは白墨で聖なる円を書き祈祷すると妖魔はホマーの姿が見えず、そのうち遂に夜があけ妖魔は退散し
恐怖の一夜は終わったのだが、ホマーはまだ約束の二日が残っていた・・・
ニコラーゴーゴリの短編小説「ヴィー」が原作のこの映画はソ連映画とは思えないほどファンタジックに仕上がっている。
しかし、因果応報的世界観を持っている日本人からすると。善良なホマーがなぜ妖魔にとり付かれるのか理不尽な気
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