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2016年10月30日
《 石鎚山 》天狗岳から眺める、天空の頂上社
去年(2015/10/30)は、土小屋から石鎚山に登ったので、今年は表参道成就社コースです。
期せずして、去年と同じ日の石鎚山登山となりました。
今日は、日曜で天候晴、季節は秋と山登りに好条件なので、すごく人が多かった。
弥山は混雑で、座る場所なし。天狗塚も渋滞発生でした。
お弁当は、弥山がいっぱいなら、三の鎖付近とか二の鎖周辺がいいかな?
累計上昇は、1,057m。ちなみに、土小屋コースは、612mです。
上記のルートマップは、右上のボタンで拡大表示してご覧下さい。
ウェイポイント |
ロープウェイ (標高:455m〜1,280m) | 成就社 (標高:1,400m) | 前社ヶ森小屋 (標高:1,450m) |
夜明かし峠 (標高:1,650m) | 一の鎖 (高さ33m) | 二の鎖 (高さ65m) |
三の鎖 (高さ67m) | 弥山からの眺望 (標高:1,974m) | 天空の頂上社 |
サムネイルをクリックすると、記事にジャンプします。記事の時間は、休憩時間は含まず 標高は太字は公式データ その他のデータはSUUNTO Ambit 3による
成就社登山口(高知市〜石鎚登山ロープウェイ) |
1.ロープウェイで山頂成就駅へ
今日は、成就社ルートで天狗岳を目指します。右側のちっちゃいゲートがロープウェイ乗り場への入り口です。
ロープウェイ 往復乗車券 大人1,950円 詳細は、石鎚登山ロープウェイをごらんください。駐車場は、このアーチの左手奥にあります。普通車一日700円。
下谷駅〜成就駅まで、約8分。快適でした。
2.石鎚ピクニック園地
成就駅(標高:1,300m)から少し登ると、広場になっています。瓶ヶ森を望む眺望が、素晴らしい。
ここから山登りスタートです。ピクニック園地なので、お弁当スポットです。
3.奥前神寺
4.成就社
成就社(標高:1,400m) (石鎚山ロープウェイのHPは、1,450mになっていますが、とささんぽは、SUUNTO Ambit 3が表示した1,400mを支持します。)
5.山門を抜ける
成就社の山門をくぐると暫く下り道です。鞍部(標高:1.300m)まで、約1.0kmほど続きます。帰りは、100mの高さを登り返すのが、結構ふくらはぎに効きます。
6.ちょっとだけ紅葉
紅葉はすでに、見頃を過ぎていますが、ちょっとだけ紅葉が残っていました。
7.次々に階段道
このコースは、やたら階段を登ります。あとで太ももに効いてくるので、ペースはゆっくりと。
また、金曜日に雨が降ったようで、非常に滑りやすいので注意。滑って転んでいる人も見かけました。
登山道には所々水たまりがあって、登山靴ドロドロに汚れました。
8.試しの鎖
説明板の通りです。試しの鎖は高さ74m。若者たちは元気に登ってました。
9.前社ヶ森小屋
飴湯とか売ってたよ、前社ヶ森小屋。ここからの瓶ヶ森が、いい感じ。
10.下りの鎖場
前社ヶ森小屋の前は三叉路になっていて、成就社方向から行くと、正面に前社ヶ森小屋。左は石鎚山へ、右は、先程の「試しの鎖場」を登った後の、下りの鎖場からの道です。「これは、怖い」でしょうか?「うおー楽しそう」でしょうか? 私は「#うわまじか」でした。下の画像をクリックして見てください。
11.前社ヶ森のブナの大木
12.振り返ると
振り返って撮影した写真です。西条市の市街地と瀬戸内海が見えます。また、中央付近の白い点は、成就社。その手前の白い点は、試しの鎖のピーク。
ちなみに西条市は、製造品出荷額8113億7131万円。高知県の総計が、4680億6258万円(Wikipediaによる)。すげーな。
13.夜明かし峠
夜明かし峠まで来ると、石鎚山が一望できます。ここも素晴らしい眺望です。
14.いよいよ一の鎖
そして、一の鎖に到着。ここは高さ33m。一昨日の雨の影響で、ちょっと滑るけど登ってみました。
下の写真は、登りながら下向きに撮影(そういう絵が欲しかった)。登山道も見えています。
全ての鎖場には巻道(迂回路)もありますので、無理なさらずに。
(鎖場の下で、闘志あふれるおばちゃんとかに出会います。「鎖登ってみようかね〜」。1mも登ると「あっ無理」て降りて来ました。判断早いです(笑)。これでいいと思います。)
15.二の鎖小屋
昨年は工事していた、二の鎖小屋に到着。
瓶ヶ森方向の眺望。
小屋は休憩所と女性用トイレです。下の写真は、休憩所の中の様子。
16.二の鎖と巻道
二の鎖(高さ:65m)です。
二の鎖の巻道(迂回路)の写真がこちら。この鉄製の階段は、左側通行となっています。
17.三の鎖
三の鎖(高さ67m)の登り口です。鎖道(普通のチェーンで登る)→三の鎖となっています。
ここはどうみても、垂直です。
ここはトレランシューズ いるな。垂直近いので、鎖を繋ぐ輪っかにつま先を入れて登る必要があります。登山靴のように先が丸っこいシューズは、ちょっと不向きだと思います。
巻道へ戻る道があるので、そちらを歩きました。
2016/10/2 に滑落事故も発生しています。
18.弥山からの眺望
弥山(標高:1,974m)に到着。座る場所が無いほどに人が沢山います。(天狗岳から帰ってきたらもっと増えていた) 朝8:00のロープウェイで来たので、そんんなに遅い時間では、無いのですが。去年撮影の写真はこちら。
西ノ冠岳(右)〜堂ヶ森(中央)〜二ノ森(奥)が、素晴らしく綺麗でした。
19.天狗岳へ向かう
天狗岳(標高:1,982m)へ行ってみる。
20.天狗岳渋滞
今日は、お天気、季節など条件が良いので、天狗岳も渋滞発生中です。岩場の上で待ってます。
21.天狗岳
22.天空の頂上社
今回の一番のお気に入り写真。魚眼レンズで、天狗岳から弥山の頂上社を撮影しました。
後ろに見える西条市と瀬戸内海といい、素晴らしい眺望です。
23.帰り道
帰り道で見つけた、秋の落ち葉セット。かわいい。
近くを歩いていたペアの方の会話。「次は、面河から登る?」「朝、早い方がいいから夏場にでも?」と話していた。そうか面河か、夏の早朝(相当時間がかかるのでしょう)か、ふむふむ…。
山アイコンをクリックすると、記事へのリンクが表示されます。
2015年10月31日
《石鎚山》初めて行くなら絶対、土小屋から
上記のルートマップは、右上のボタンで拡大表示してご覧下さい。
成就社からのルートは、こちらの記事をご覧ください。
西日本最高峰の石鎚山。登山口はいくつかありますが、一番歩きやすいのが「土小屋コース」。
・登山口の標高が、高い(1,492m)ので登る高度が少ない。(例:山頂成就駅 標高:約1,280m)
・表参道 成就社コースは、基本ロープウェイを使うので、時間が縛られる。
・鎖場はそれほど登るつもりがない。(土小屋コースは、試しの鎖、一の鎖を通りません。)
・コースタイムが成就社コースより1時間は短い。
初めて成就社から登ると、ペースもわからないので、筋肉痛で後が大変だと思います。
ウェイポイント |
1. 石鎚スカイライン | 2. 土小屋拝殿 | 3. 登山口 (標高:1,492m) |
8.鶴ノ子ノ頭 (標高:1,618m) | 10.ニノ鎖直下 (標高:1,797m) | 11.ニノ鎖 (高さ:65m) |
14.弥山(みせん) (標高:1,974m) | 13.頂上社 | 14.天狗岳 (標高:1,982m) |
高知市〜土小屋登山口へのルート |
紅葉を絡めるなら、面河から土小屋のルートをお勧めします。
松山市〜土小屋へのルート |
初心者(初めて)の方は、一番メジャーな表参道成就社コースよりも、この土小屋コースからがオススメ。
文中のカッコの数字は、Suunto Ambit3 のデータ( 歩行距離 スプリットタイム 標高)を記しています。
1.石鎚スカイライン
石鎚スカイラインの風景です。この周辺は、まだ紅葉が楽しめます。この辺りでは、青空も見えていたのですが…。
2.土小屋
土小屋ロッジ(上)と石鎚神社 土小屋遙拝殿(下)
3.石鎚山登山口
登山口です。写真右側の車道をさらに進むと、「国民宿舎石鎚」があります。国民宿舎の横には、一般の方が利用できる駐車場もありました。土小屋ロッジ周辺の駐車場が一杯なら、奥まで進んでみましょう。
4.登山道の様子(0.1km 2分 1,504m)
登山道は、広くて快適です。
5.登山道の様子(0.9km 18分 1,527m)
左写真の緑の屋根の建物が「国民宿舎石鎚」です。後方の山は「岩黒山」。
6.登山道からの石鎚山(1.0km 19分 1,524m)
登山道からは、時々石鎚山が見えます。登山道は比較的緩やかです。
7.登山道の風景(1.1km 19分 1,531m)
8.鶴ノ子ノ頭(1.2km 21分 1,535m)
鶴ノ子ノ頭です。その後方に弥山が見えるはずですが、ガスっていて今日は見えません。
9.石鎚山と落石注意(3.2km 1時間14分 1,669m)
惜しいな石鎚山。もうちょっとガスが晴れれば。
途中に「落石注意」を書かれた案内板を思い出した。この辺りのことですね。
10.ニノ鎖直下(4.0km 1時間45分 1,797m)
ニノ鎖直下の鳥居に到着!この日の眼下の景色は、あまり見られませんでした。
11.ニノ鎖(4.1km 2時間02分 1,862m)
太っとい鎖を登ります。滑り止めのついた手袋がないと、鎖は非常に冷たいです。グローブ要るな。
65メートルを登ります。結構体力が必要だと感じました。休み休み登るといいと思います。
12.ニノ鎖(4.2km 2時間11分 1,889m)
さらに細い鎖を登ると、登山道に戻ります。巻き道もありますので、自信がない方は無理せずそちらを。
私たちは、25分かけてニノ鎖を登りました。記事の一番上のマイマップには、鎖コースと巻き道コースの両方載ってます。
13.頂上山荘(4.6km 2時間26分 1,963m)
一ノ鎖は、通行できませんでした(まあ、ニノ鎖で非常に疲れたので、登りませんけど)。巻き道である階段をひたすら登ります。
ついに弥山頂上に到着!
14.弥山(みせん)山頂(4.6km 2時間27分 1,965m)
弥山(みせん)に到着したのですが、残念ながらガスって、景色はほとんど見えませんでした。
カメラのオートフォーカスが全然機能しませんでした。
15.頂上社(4.6km 2時間29分 1,965m)
石鎚神社は本社(口之宮)、成就社(中宮)と土小屋遙拝殿、山頂の頂上社の4社があります。写真は頂上社です。「取ったーどー」とBoyが叫んでいます。
16.天狗岳が見えた(4.6km 2時間29分 1,965m)
今日の天狗岳は相当にガスっているうえに、下からの風も強いです。
17.天狗岳の道(4.6km 2時間49分 1,969m)
写真の下の方に、少しだけ写っている鎖を降りていきます(10mくらい)。
18.天狗岳(4.6km 2時間54分 1,978m)
写真撮影のために、岩場の上に上がっていますが、まさに断崖絶壁です。
19.山荘に戻る(4.7km 3時間07分 1,975m)
山荘に戻って、おでん定食!あったかいおでんと、あったかいご飯、最高ですね。ほっこり。
20.山荘裏の鎖(4.7km 3時間14分 1,972m)
歴代の取り替えた鎖が置いてあった。ニノ鎖直下まで降りて見ると、結構たくさんの人たちが鎖を登っていた。
(自分たちの時間は、貸切状態でした。)
21.復路(9.2km 5時間29分 1,501m)
来た道を折り返して、土小屋まで帰ります。(上記の距離等は、土小屋まで帰ってきたものです。)
22.駐車場(4.7km 3時間14分 1,972m)
帰りは「ドライブイン引地橋」で山菜そばとおでんを食べて帰りました。美味しかった。
この記事のタイトルですが、一番メジャーな登山口は成就社からだと思います。
が、日頃運動不足のお父さん! 成就社から登ると、帰り太ももがプルプルです。八丁坂など、木の階段道ばかりです。
・成就社コース ロープウェイ成就駅(標高:1,300m)→弥山(1,974m)比高:674m
・土小屋コース 土小屋登山口(標高:1,492m)→弥山(1,974m)比高:482m
ちなみに、
・剣山 見ノ越(標高:1,420m)→剣山(1,955m)比高:535m
・剣山 西島駅(標高:1,750m)→剣山(1,955m)比高:205m
二の鎖あたりから、かなり苦しそうに階段を登る方を結構見かけたので、参考まで。
では、楽しい山登りを。
表参道 成就社を歩いてみたい!あなたは、ぜひこちらの記事をご覧ください。(お天気よかったよ)
《 石鎚山 》天狗岳から眺める、天空の頂上社
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