2016年11月27日
ゴルフW杯で日本の松山英樹・石川遼チームは惜しくも6位タイに終わる
こんにちはとっちゃんです
いやー、惜しかったですね、松山英樹・石川遼プロチーム
最終日後半の9ホールで波に乗り切れず6位タイという結果でした
<試合の概略>
男子ゴルフの国・地域別対抗戦ISPSハンダW杯が、オーストラリア・メルボルンの
キングストン・ヒースGCで2016年11月24から26日まで行われました。
しかし、この試合は熱かったですね。それと世界の壁の厚さと高さを感じました。
各国とも国旗を背負っての戦いなので、通常の試合とは迫力が全く違います。
日本からは、松山英樹と石川遼の2人がペアを組んで出場しています。
これは、出場権のある松山が石川を指名し、実現したものです
<ちょっと変わった試合方式>
また、この試合方式は面白くて何故オリンピックで採用しなかったのかと思います。
具体的にはこうなっています
2人が1つのボールを交互に打つフォアサムという方式が第1ラウンドと第3ラウンド、
そして第2ラウンドと最終日は2人がそれぞれ自分のボールを打ち、ホールごとに良い方のスコアを採用する
フォアボールで4日間を戦うというものです。
昨日3日目、首位に6打差の8位から出た松山英樹と石川遼の日本は、
4バーディー、3ボギーの71で回り、通算7アンダーの4位に浮上しました。
70で回ったデンマークが通算14アンダーで単独首位をキープ。
ところで、このフォアサムという方式の方は簡単なようで案外と難しいものだそうです。
というのは、交互に打っていくために、ペアのどちらかのボールを使用することになります。
そうするとどういうことが起こるか・・
まず、ボールの硬さが違います、そしてスピン量(ボールが回転する度合い)も違います
特に、グリーンを狙うショットではとても繊細な感覚が要求されるため、一層難しくなるという訳です
つまり距離感も合ってこなくなりますね。
私の場合は、家内がどこかで拾ってきたボールか古いボールを使っているのでその違いは全く分かりません
はっきり言うとすべてのボールメーカーの愛用者ということになります。
自分では、たくましく育っていると評価していますが・・
中には、他人の名前がマジックで書かれたものまであります・・
池越えや谷越えでこれを使ってやるのですが、そういう時に限ってなかなかなくならないものです・・
いつしか、愛着まで湧いてきます・・なんてこったい!!
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報道によれば、第1日目終了後二人は作戦会議を開いたそうです。
奇数ホールで松山、偶数ホールで石川が第1打を担当したが、順番を逆にしたというのです。
キングストン・ヒースGCはパー3とパー5が偶数ホールに集中しているので、
初日の逆の方がアイアンが正確な松山がグリーンを狙い、
パットが好調な石川がバーディーパットを打つ形が増えるというものでした。
作戦は見事的中、4バーディーは全て松山がつくったチャンスを石川がものにしたものです。
首位との差は7打に広がりましたが、あの丸山茂樹、伊沢利光のペアで臨んだ2002年は
第3日にフォアボールで58をマークして首位に立ち優勝しています。
逆転は決して実現不可能なシナリオではない、というのが昨日までの読みでした・・
<さて、たった今試合が終わりました>
優勝はデンマークのS・ケルドセンとT・オルセンチームでスコアは20アンダー、
前半は苦しんだものの後半盛り返してtoday6アンダーでした。
ケルドセン オルセン
日本の松山、石川チームは惜しくも6位タイtoday7アンダーの通算14アンダー
前半は、好調な滑りだしで4アンダー、ノーボギー、しかし、バックナインは今一つ波に乗れず
3アンダーで終わってしまいました
試合後のインタビューで分かったことですが、この二人は昨夜も練習グリーンで
どこの国よりも遅くまで練習していたそうです
二人の口からは、たびたび「悔しい」という言葉が聞かれました
そうです、あの丸山・伊澤ペアも一回目の出場の時は11位に終わっています
その時、丸山は伊澤にこう言ったそうです。
「伊澤さん、悔しいね、もう一回出ようよ」と・・
そして2002年、見事な優勝を飾ったのです!!
この悔しさがあれば、次回も松山・石川コンビで優勝も夢ではないですね・・
ご苦労様、そして頑張れ、日本のゴールデンコンビ!!
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