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玉置浩二『スペード』六曲目「アンクルオニオンのテーマ」です。
猫の鳴き声、そして遠くで子どもの歌、これだけの23秒間です。いや、マジでそうなんですってば。だから記事に書くこともほとんどないんですよ。
「玉置浩二3万字インタビュー」には面白いことがいろいろ書いてありますから、それをいくつか紹介することにしましょう。
1.「アンクルオニオン」とは玉置さんのことである
矢萩さんのご子息が玉置さんのことを玉ねぎおじさんと呼ぶから、アンクルオニオンだなと玉置さんが思って曲名にしたそうです。ですから、ご本人が自覚しているかどうかはともかく、この曲はアーティストのテーマ曲であるわけです。LOUDNESSの「LOUDNESS」に相当するわけです。えー(笑)。
2.猫の声は餌をあげるときにドアの向こうに集まった猫の声をMDで録音したものである
MDというのがまた時代を感じさせます。こういういろいろな音を普段から集めていて、アルバム中にちりばめていたそうなんですが、結局みんな削除してしまってこれだけが残ったんだそうです。
3.子どもの声は玉置さん安藤さん矢萩さんの声である
古くは「プラトニック>DANCE」のインタビュー記事にそういう記述を見た記憶があるのですが、声を逆回転にしたり早くしたり遅くしたりして音程を変えて「つまらない!」の「女の子の声みたいにした」といった、言ってみれば試行錯誤というか面白がりのお遊びというか、そういうことを玉置さんは日常的に行っていて、ここでも三人の声を回転変化により子どもの声にしたんだそうです。
三番の、テープ回転は個人的に懐かしいです。昔のアマチュアはみんなそうだったと思うのですが、わたしもカセットテープを使うマルチトラックレコーダーに自分たちの曲を録音していたんですよ。で、回転数を変えるツマミがついていましたから、「はじめてのチュウ」みたいな声にしようぜ!といろいろいじって録音して遊んでいたものです。成功しませんでしたが。
さて、一ヶ月以上記事を書けなくて、ようやく書いたと思ったらこんな短い記事かい!なんですが……短いからこそこんな時にも書けたというべきなんですよ……。とほほ。
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「スペード」に賭ける思いは強かったんだと思いますよ。なにせ序曲が玉置さんのテーマですから。
次の曲「スペード」の導入というか、曲の一部だと思っていました。
「スペード」への入り方がカッコよかったです。
占いもやってみたんだ、方角が悪かったそうだ、晩年は良くなって行くんだそうだ♪
アコースティックライブいいですねえ。
このアルバムを買った当時の事はボンヤリとしか思い出せないですが、ポスターを貰ったのでいまだに部屋に飾ってあるという(笑)
安藤さん矢萩さんの3人+六ちゃんのアコースティックスペシャルライヴに、田舎町まで車で観に行ったのはよく覚えてます。安全地帯が復活ののろしを上げる直前だっので、気合充分の素晴らしいコンサートでした。