安全地帯『リメンバー・トゥ・リメンバー』十曲目、「エンドレス」です。
あっという間に終わってしまう、短い、そしてかわいらしい曲ですね。
アコースティックギターのアルペジオで伴奏されているんですが、簡単にコピーできてしまうくらいの単純なアルペジオです。もしかして、玉置さんが歌いながら弾いたんじゃないでしょうか。そうなると、川島さんと玉置さんだけで録音したのかもしれませんね。仮定に仮定を重ねるような話、つまり妄想ですが(笑)、川島&玉置コンビで録音したと考えるならば、のちの「あこがれ」に通じる雰囲気さえ感じられてきます。水が流れるような音、鳥の鳴き声、木々のざわめき……と、夏の北海道の深い森に迷い込んだような気分を味わうことができます。
松尾さんの歌詞も、英語混じりながら、雰囲気を盛り上げるのにこれ以上ない印象的な言葉を散りばめています。「遠い過去から伝わる息づかい」なんて、意味はさっぱり分からないのに(笑)、なぜかこの幻想的な雰囲気を盛り上げてくれます。確実に。
70年代には、こんな印象はやたら強いのに意味はさっぱりわからないワードを散りばめる手法がすでにあったのでしょうか。その手法は安全地帯をはじめとする80年代前半のアーティストたちが広めたものだと思っていますが、わたくし松井五郎さんがその旗振りをしていたものとばかり思っていました。よく考えたらこの時期の安全地帯はまだ松井五郎さんに出会う前です。松尾さんが元祖…?いやいや、70年代にはすでにこういう風潮が少しはあって、松尾さんも松井さんもそれを発展させたと考える方が自然です。これは、70年代の邦楽を研究する必要がありますね……といっても、ヒットソング集を聴いて、それっぽいのを見つけたら「これだ!」とか勝手に騒ぐだけかもしれませんが。
「この曲はどんな気持ちで作ったんですか?」なんて、制作者サイドに聞かないでおくのが吉ってもんではないでしょうか。こうやって妄想できるほうがずっと楽しいです。ダヴィンチの名画の数々だって、どんなことを表現したくて描いていた、なんて本人の日記に子細に書かれていたら、興ざめもいいところじゃないですか。いろいろな情報・資料をもとに、ああでもない、こうでもない、もしかしてこうなんじゃないか……と、みんなでワイワイ妄想し合って、真実らしきところに到達した、と勝手に思っているところを別の資料でひっくり返されて、またワイワイ……こんなことが、安全地帯の曲でできたらいいな、と思っています。もちろん安全地帯やスタッフのみなさんはご健在ですから、誰かが聞きだそうと思ったらできるのかもしれません。でも、聞きすぎないようにしてほしいなあ……なんて勝手なことを思っています。ああ、わたくしが読まなければいいだけの話なんですが。でも読めるなら読まずにおれようか!(笑)。
「エンドレス」は短い曲ですので、油断しているとすぐに次の「アイ・ニード・ユー」冒頭のスネア「ダダダン!」に驚かされます。きっと、それを狙ってこの曲順にしたんでしょうね。
三ヶ月以上もかかってしまいましたが、いよいよ次で『リメンバー・トゥ・リメンバー』もおしまいです。こんな調子だと、全曲語るまで10年はかかりますね。もう少し頻繁に更新するようにしたいと思います。
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しかし曲のコメントで打ち合わせするのも気がするくらい実現味高くなってきましたね。募集活動も兼ねて専用ページ作るか、思い切って別サイト作るかしたほうがよさそうです。よしさん、おそれいりますが、次コメントくださるときメールアドレス入れて頂けますか。そしたらわたくしメールアドレスをメモして、コメントではスパム来ないように消しておきますから。
よし。それでは、とりあえず善は急げで(笑)
お互いお忙しいなかを大変恐縮ですけど
Gwの間に、1日夕方だけでもトバさんと私とで
ツーマン!!!(笑)
朝霞台のスタジオに集合しますか。
個人的な連絡は後日メールをするということにしまして。
ツーマンなくならないように色々持ちきれる程度にスティックや、ガムテープ、ブラシとか使えれば用意します!ご検討していただけたら幸いです。今日はこの辺で!おやすみやさい!
ベースもまあ……ベースボーカルだった時期が何年かあります。歌っていたのはブラック・サバスとかですから、歌は期待してはなりません(笑)。そういやモトリーとかラウドネスもベースボーカルですこしやりましたねえ。怖いもの知らずでした。Fender Japanのプレベまだ持っていて、手伝い程度ですが仕事にも使うことがあります。でもあたりまえですが、ベース見つからなかったらやります程度で、決して自信があるわけではございません。
えっと、歌、安玉ソング歌詞見ないで オリジナルGまででしたら、ドラム叩きながら
唱ってみましょうか(笑)
稲垣潤一さんかCCBか。玉置さんもカフェジャパンツアーで叩きながら唱ってましたね、エネルギー。
まあ、ライヴまでは距離あるので、
ギターの方をちょっと本気で、まわり
捜してみます。トバさんはベースかギターで大丈夫でしょうか。安全地帯が好きなギタリストかベーシスト限定で捜します!
実は実は、私は歌い手なのでした(笑)プロではありませんが、シンガーソングライターを自負しつつ、仕事は別の仕事をしています。
音楽でも漫画家でも役者でも、環境や就職なんかで辞める人が多いですが、なんかかんかほそぼそと続けてきました。
うたは玉置さんが言ってましたが、50までは練習と。
それからが良い歌い手になる、今年50に当方なります。勉強します!
シャケさんシャラさん高崎さん……いやあなんという懐かしい人々!いまあんなに巧い人思い当たらないですよ。正確にはいるんだけど、ああいう雰囲気ないですよね。
木暮(シャケ)さんの間違いでした。ごめんなさい。
田園地帯はまだ個人練習を(笑)続けるという中で、何か良い人が見つかったら、連絡いたします!
ドラムはラウドネス聴きはじめたので、
ちょっと興奮してます(笑)ではでは!
鮫島さんって、ハウンドドッグの人でしたかね?ツボを押さえたハードロックなギターを弾くってイメージです。というか高校生なのに渋すぎです。わたくしヘルプでXとか弾かされてましたよ。なんでこんな……とブツブツ言いながら。でもいまでも弾けます(笑)。刻みが速かったんで練習にはなりましたね。ハイハットでいうとアップダウンができるようになるような感じで。なんか、ギターが打楽器みたいな役割なんですよ。ドラムもベースも自分の世界に入っちゃうから……。
おお、メンバー募集ですか。困ったな。あんまりやったことないんですよ。誘われてはいる側でしたから。昔はスタジオに貼り紙しましたねえ。いまどうやってやるのかな?やるとしたらベーシストとボーカリスト、もう一人のギターですね。
高校三年生の謎(笑)のたまや、ミスタービッグ、安全地帯、聖期末、ビートルズ、松山千春好きなメンバーは、私と同じクラスにマンドリンギター部の奴がふたりいて、ひとりがたま好き、もうひとりが、何故か松山千春と聖期末好きで、エレキギターを弾く矢萩さん似(笑)違うクラスに、マンドリンギター部の部長でドラムとギターを弾く奴がミスタービッグ、ひとつ下の後輩にビートルズ好きなベース。そんなこんなで、秋の校内文化祭を目指して夏休み中にあるオーディションを目指して朝霞台のスタジオで当時家に一緒に住んでいた祖母からお小遣いを貰ってよく練習しました。
後は、違うクラスのレッドウオーリアーズのコピーバンドは、ギターが鮫島さん好き。他に他校の地元の友人とアルフィー、ボーイなんかを川越市の小さなスタジオで練習しました。懐かしい!近くを通るとまだスタジオはやってますし、個人練習でも使っていました。
田園地帯はボーカル、ベースの募集から始めますか?
エンドレス、ほとんどSEですよね。ホントに歌ってたんですか。それは聴きたかった!
詞が先?それも実は知りませんでした。うーむそれは神業!松井さんに比べて譜割が細かいと思ってはいましたが、玉置さんが自分のメロディーで歌えるように割っていたんですね。
>聖期末、たま、ビートルズ、安全地帯、ミスタービッグ、松山千春好きな連中が集まって2カ月近くは練習し終わると即解散
いや、その前にどうして結成されたのか謎なバンドですよそれ。わたしのバンドは現代ヘヴィネス、ジャパメタ・スラッシュメタル(隠れ安全地帯)、KISSとかリッチーコッツェン(隠れ声優オタク)、ルナシーとかミスチルとか、メイデン、チューリップなどなどで増えたり減ったりしてましたが、よしさんのバンドよりはまだ同類項があって因数分解できる可能性が多少ある気がします(笑)。
アコースティックライブハウスですか。いやいやそんな高尚なところ行きませんとも。天窓とかにいそうですか、わたくし。鹿鳴館とかのほうがまだ可能性あります。
いやいや、またぜひコメントください!コメント返信していて更新できないとかそんなことはないですから。
エンドレス。この曲は言わずと知れましたファーストアルバム曲で、3年位オープニングでかかっていたようです。1991のツアーはなんと1曲目に唱ってて始めは驚きました(笑)「うんまっ!」みたいな。ほんとに唱ってる、みたいな。
トバサンの考察にもありますように、歌詞が安全地帯の場合もポイント高い。松尾さんのファーストは玉置さん曰く、全て歌詞が先にあってそれに曲をのせなけれぱならなかった難しさがあったようです。
高校の文化祭でこの曲に挑戦し自己満足で終わりましたが、リーダーがギタリストで、きちんとカバーしてくれて気持ちよく唱えました。聖期末、たま、ビートルズ、安全地帯、ミスタービッグ、松山千春好きな連中が集まって2カ月近くは練習し終わると即解散しました。大学在学中は、フォーク研究会や軽音、ワンゲル部などふらふらとして、同じく文化祭でボーカルのいないドッケン、モトリクルーだったかのボーカルを頼まれハイトーンが厳しかったです(笑)フォーク研究会はその後オリジナル曲を作り始めて、わたし単独で都内のアコースティック系ライヴハウスに出入りし始めました。トバさんとも何処かでお目にかかってるかもしれません。
何よりこの安全地帯ブログは凄い挑戦と愛の記録です。ゆっくりまた書き続けてほしいです。
私が次から次にコメントするから記事を書いてる暇がなくなってます。申し訳ありません(笑)