アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
気分がいいんだ by トバ (11/12)
気分がいいんだ by よし (11/12)
美味しいジュース by トバ (11/03)
美味しいジュース by よし (11/03)
美味しいジュース by トバ (10/31)
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
toba2016さんの画像
toba2016
安全地帯・玉置浩二の音楽を語るブログ、管理人のトバです。安全地帯・玉置浩二の音楽こそが至高!と信じ続けて四十年くらい経ちました。よくそんなに信じられるものだと、自分でも驚きです。
プロフィール

2016年07月10日

冬CITY-1


安全地帯『リメンバー・トゥ・リメンバー』九曲目、「冬CITY-1」です。

1992年、私が安全地帯のアンプラグド・ライブを観に行った時のことです。

玉置さんが「北海道の歌を歌いたいと思います」と言ったとき、私は「もしかして!」と思いました。この「冬CITY-1」を演奏してくれるのでは?いやいやそんなまさか、ファーストアルバムの歌は一曲も歌っていないし、これまでのライブ盤にも収録されていない。そもそも全然イメージが違う頃の曲だし……とかなんとか思っているうちに、この「冬CITY-1」の演奏が始まり、わたくしは狂喜しました。メンバーの見事な三声ハーモニーにわたくしは酔いしれ、そのほかの演奏曲をあまり覚えていないくらいです。はっきり覚えているのは「Johnがくれたギター」「花咲く丘」「時計」「We're Alive」くらいでしょうか……。もったいないことなんですが、それくらい意外でうれしかったのです。

さて、この曲ですが、玉置さんがおっしゃるように、北海道を強烈にイメージさせるバラードです。正確にはあの頃の北海道……メンバーが住んでいたころの北海道ですね。「ティールーム」はともかく、個人経営の喫茶店がたくさんあって、携帯電話のなかった頃に若者はそこで待ち合わせ、退屈を持て余し、車を少し走らせて馬のいる牧場に行くわけです。今の若い人だと、こういう感覚はもう、何だそりゃ?なのかもしれませんね。昔は喫茶店で待ち合わせていたんです。それで、電話番号を控えるかわりに、喫茶店のマッチをいっぱい持ってたんですよ。みんな煙草を吸いましたし、電話番号は書いてあるし。この曲を聴くと、一瞬あの頃に帰ったような気がして、切ない思いになったり、寝込みたくなったり(笑)、楽しい気持ちがよみがえったりします。

この曲は、生ギターをボロロンと弾きながら歌うのにもとても適した曲で、「あなたに」や「青空」あたりとコード進行が似通っています(Eのスリーコードとプラスアルファです)。ギターでこの曲をコピーしながら、ああ、こういうコード進行で玉置さんが作った曲が自分は好きなんだなあ、と感じさせられたものです。

このイントロ〜Aメロに流れている、低音メロディーの音色は、なんでしょうね……現代のフォーク気取りバンドだったらハーモニカを使うところでしょうけど……耳が悪くてすみません。これはおそらく、ギター(シンセ?)で作った音だと思います。生バイオリンの素敵なオブリガードと間奏が入るのですが、違和感なくこの謎の音と馴染みますので、この謎の音がギターシンセだとしたら、よほど作りこんだ音だと思います。生楽器の音と電子音というのは、わたくしの少ない経験のなかでの話ですが、相性がよくないんです。さすがプロ!仮定に基づいてこんなことを言っても全然説得力がありませんが。

サビはギターのクリーントーンとベースで軽く刻みながら、印象的な歌詞で歌いあげられるボーカルを支えます。このサビの歌詞は、初めて聴いた人でも心に残るのではないでしょうか。早い人なら、一回聴いただけで口ずさめるくらいでしょう。

こぼれ話を二つばかり……

一つ目。わたくしのCDは何故か、八曲目「リターン・トゥ・フォーエバー」とこの九曲目「冬CITY-1」の曲順が逆に収録されています。おそらく、ミスなのでしょう。珍しいのでそのまま手元にあります。90年7月25日との記載がありますので、そのときプレスされたCDは、もしかしてみんなこの曲順で出回っているのかもしれません。

二つ目。CDを買う前はカセット(なんと奮発してメタルテープ!)に録音したものを聴いていました。当時、カセットのインデックスに曲名を書き込むんですが、当時はレタリングシートといって、アルファベットの小さいシールのようなものを一字一字こすりつけるものが売られていました。レンタルレコード屋さんとか電器屋さんとか、カセットテープの売っているところなら、たいていどこにでも売っていましたね。わたくし、これでアルバム名、アーティスト名、曲名をご苦労なことに一文字一文字こすりつけていました。ANZENCHITAI I REMEMBER TO REMEMBER みたいに。それなりに時間がかかるんですが、カセットに録音している間には終わります。そこでやっておかないと後から面倒になりますから、一生懸命ボールペンの頭とかでこすってました。ところがこの「冬CITY-1」は「冬」がありませんので、どうしたものかと悩みます。WINTER CITY-1だと曲名が変わっちゃうし、FUYU CITY-1もなんだか間抜けな気がするし……迷った挙句「冬」だけ手書きで書いたような気がします。どうにも見栄えが悪く、そのカセットを見るたびに少しだけ心が痛むんですね。いまみたいにパソコンがあれば何も苦労しないのに……。

どうでもいい話で失礼しました! この曲は、安全地帯屈指の「北海道」テイストあふれる曲です。「オン・マイ・ウェイ」の再販があれば、きっとこの曲がカップリングだったのでは……?と妄想したくなる、そんなステキな曲です。

安全地帯1 Remember to Remember [ 安全地帯 ]

価格:1,545円
(2021/4/17 18:01時点)
感想(8件)


Listen on Apple Music
この記事へのコメント
すみませんほんとに朝でした。缶ペンわかりますとも!懐かしいですね。落とすとすげえ音がなるんですよね。仲間で時刻を決めて授業中に同時に落としたりしてました(笑)。カセットテープ、インスタントレタリング、缶ペン(わたくしのはジェームス・ディーンのやつ)、革の鞄、もう全然身の回りにないですね。あんなに親しく使っていたのに。ああ最近なめ猫免許証買いました(笑)。子どもがすごく喜んで、あちこちで見せびらかしています。

樋口さん亡くなってからもうだいぶ経ちますね。15年くらいですか……。いまでも毎日のように聴いてますから全然そんな感じしないんですけども。モトリーのトミー・リーが樋口さんに憧れてたというのもそこそこ有名な話かもしれません。マジソン・スクエア・ガーデン一緒に出てますし、ワールドツアーもコンサート前はラウドネスが街中で一ヶ月流れ続けるみたいな日本だと考えられないプロモーションしますから(水森かおりの曲が一ヶ月流れ続けるとかないじゃないですか)、わたしたちが想像するよりもはるかにアメリカやヨーロッパのある世代に樋口さんのドラミングは深く刻み込まれています。世界デビュー盤のプロデューサーがマックスノーマンなんですけど、シンプルに叩くことを執拗に要求され「こんなん俺のドラマー生命にかかわるわ!」と怒りながら叩いていたというエピソードが好きです。マックスはアメリカでの売り方をよく知ってるんですよね。

Posted by トバ at 2023年03月01日 05:46
夜分(開かれる頃は朝でしょうか。朝までまてない。byモップス)

冬シティ1  私もCDに買い揃えたのは暫くしてからで、Dが世に出る前の時期にABC@サントラの順にカセットテープを買いました。お小遣いは少ないですし、お年玉をつぎ込み完全に安全地帯中毒(笑)カセットテープに、丁寧に文字を張る気持ち解ります!その手の感覚は一生心に刻まれていることと思います。私は、缶ペン(筆箱のこと。懐かしい(笑))の裏側に好きな女の子の名前を張った記憶があります。

冬シティ1は、本当に北海道っぽい、素朴で雄大な、そしてちょっとアダルトな年頃の男女をイメージした曲ですね〜。

話しはドラマー談義に変わりまして、
元ラウドネスの樋口さん。だいぶ前に亡くなられましたが、ドラム雑誌社から樋口さんの本が出ていたので、少し前に買いました!世界に出た日本初のハードロックバンドのドラマーの樋口さん。インタビュー記事を読んでいると、とにかく研究熱心で練習をよくしたそうです。きっと上手くなる秘訣は工夫しながらとにかく練習するのがベストなのですね!面白い本です。では!
Posted by よし at 2023年03月01日 03:34
おお!すでにコンサートに行かれたのですね、しかも、もう一通りみんなお聴きになったとは!自分の作ったものでないのに、とてもうれしいです!ありがとうございます。

「行かないで」、これがきっかけになったのですね。海外の歌手さんもきっと切々とお歌いになられたことと思いますし、それで世界中の人が玉置ワールドに惹き込まれていったのでしょう。罪な曲です(笑)。当ブログではまだ「行かないで」までたどり着いてませんので、ここに少し当時のことを書いてしまいますと、あの頃は、安全地帯が一時休止していて、出てくる曲が「I'm Dandy」とか「キ・ツ・イ」とか、そういうアナザー玉置ワールドだったため、それはそれで聴きまくり楽しんだものの、わたくしバラードを切望、つまり「Friend」とか「あなたに」みたいな快感を求めていたのです。そこである日みかけた「行かないで」の質素で朴訥な感じのジャケットに一抹の不安と大きな期待を抱き、プレーヤーにかけてみて驚愕しました。なにもここまでやらなくても……!(笑)。今でこそ、これこそが玉置ワールドの神髄(の一つ)だと分かるのですが、あの大仰な歌い込みとアレンジは、当時は全く新しいものだったのです。

また、たくさん記事を書きたいな、と思わせてくださってありがとうございます!諸事情ありましてなかなか思うように参りませんが、励みになります。
Posted by トバ at 2019年06月02日 21:55
はい、ブログ楽しみにしてます。
海外の知り合いから、行かないで の外人歌手バージョンを教えてもらって、
玉置浩二さんの 日本語の行かないで(上海のシンフォニックコンサートのビデオ) にはまって
三月に初 生の玉置浩二さんコンサートにたどり着き
ました。
安全地帯の、ワインレッドの心 は、
知っていたのですが、他の曲は知らなくて。
DLしまくって電車の中とか、寝る前(寝落ち)に、たくさん聞いてます。
とりあえず、安全地帯 ていうタイトルのは全部聞いたですが、まだ、DLしてないのもあります。
リアルタイムで聞いてないし、近くに同好の士もいないので、みんなどんな感じに思うのかなあ、と
感想がかいてあるとこを探していたら、ここにたどり着きました。
安全地帯、メロディラインがバラエティに富んでいて
気持ち良くて、詞がよいところに、あの声ですから、
飽きないです。
一曲一曲、当時はどうだったかとかいう話を読みながら
聴くともっと面白いです。
スミマセン、長々と。
ブログの記載に感謝します。
ありがとうございます。
Posted by at 2019年06月02日 18:36
こんにちは、最近玉置さんをお聴きになられるようになったのに、すでに「冬CITY-1」に達しているとは!おそれいります。

房総半島はいいらしいですねー、わたくし行ってみたら、この歌は千葉の歌だよ!と言い出さない自信がございません(笑)。

最近なかなか更新できてませんが、辞めるつもりはございませんので、どうぞ今後もよろしくお願いいたします。面白いと言われると弱い!(笑)
Posted by トバ at 2019年06月01日 20:52
こんにちは。
最近、玉置浩二さんにはまりました。
冬city-1 が凄く好きです。
馬を見に行こう、サンルーフの車で という
歌詞がめちゃくちゃ、聞いていて気持ちいいです。
最初、千葉の半島の先あたりをイメージして
いたのですが
北海道のラブソング という解説で、ああ、そっちの
ほうが相応しいなと思いました。
他の解説も、とても面白いです。
楽しみにしてます。
Posted by at 2019年06月01日 14:06
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5236220
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック