秋の彼岸である。
暑さ寒さも彼岸までというが、やっと夏も終わりにしてくれそうである。
最近の夏の暑さは、容赦ないなあ、というのがこのところの実感だ。
お彼岸というのは、人間の住むこの娑婆世界が此岸(しがん)、仏の世界が彼岸(ひがん)つまり向こう岸ということらしい。
彼岸の1週間は、向こう岸の清らかな世界に思いをはせ、普段の行いを見つめ直しなさい、という期間なのだ。
だから、人の悪口や自慢話など慎まなくてはいけない。
立派な人というのは、普段からそういう慎みを持っているのだろうけれど、どうも私は・・・
「ゴルフが好き。悪口言うのはもっと好き。」
困ったものだ。
私の住んでいるところは、在だから、お線香を上げに、人が寄ってくれる。
留守にするのは悪いから、他のお宅にお線香を上げに伺う以外は、家にいる。
時間がたくさんある。
そんなで、1995年にゴルフを始めてから、今までのラウンドの記録を整理することにした。
以前のものがパソコンの中に残っていたので、最近のラウンドを加えた。
今日は、その集計の結果をご紹介。
ラウンド数は約250回。年平均14ラウンドとなる。
1年間のラウウド数で、最少は3回、最多は24回だ。
スコアーがきちんと残っているラウンドが、227回あり、最大が初ラウンドの137打、最少が80打。
平均は、101打。
ふ〜んと思った。
90台じゃないんだ。
自分は、自分で思っている以上にヘタクソなのだ。
これからは、100を切れれば、素直に喜ぼう。
ところで、平均打数が100を切るためには、来年いっぱいぐらいまで、90切りのラウンドを続けなくてはならない。
生涯平均打数が100を切れる人というのは、意外に少ないのじゃないかな。
私がヘボなだけなのかな?
227回のラウンドを少し詳しく見てみる。
90〜99のスコアーが最も多く96回。
次は100〜109が、84回。
平均が101だから、これは当然なのだろうけど、面白いことに、当たり打数というのがある。
95打は、初めて100切りができたときの数字で、以来縁起がよいのか、15回あり、第2位。
108打は、除夜の鐘、煩悩の数だからか、12回で第3位。
なんだか因縁めいているぞ。
115打とか、120打とかは0回だし、その前後も1回か2回なのに、117打だけ5回もあり、これも当たり打数か。
117という数字は、何かご縁があっただろうか?
少ないほうでは、12回しかない80〜89のうち、88打が4回あり、これも当たり打数といえそうだ。
前後の86、87、89は2回。
88は末広がりで、縁起がいいと考えよう。
さて、当たり打数の第1位は、ご想像のとおり。
99打で、16回。
「私の参加しているコンペ」では、100打以上たたくと「練習」といって、スコアーを掲示してもらえない。
さらに「練習」が続くと、ハンディが増える。
99と100。
この1打の重さは、他の1打と隔絶している。
ハンディ陥落のピンチを何度も救ってくれた99だ。
とはいえ、99は「苦しめ、苦しめ。」といわれているようで、同じぞろ目なら、88がいいなぁ。